これまで彩女(入山法子)はなぜ、そんなに死にたいのかが分からないままでしたが、
ようやく入水する前に彩女の口から語られました。なぜ、それで死なねばならないのか理解をこえる理由でしたね。
テレビ東京 金曜24時12分
「雪女と蟹を食う」第11話
主演…重岡大毅
脚本…イ・ナウォン
演出…内田英治
死ぬ前に約束通りにカニのフルコースをたらふく食べる北(重岡大毅)と彩女。
次々と出てくるカニ料理、どれも美味しそうでしたね~
無性に食べたくなりました。
思い返せば北と彩女は各地で美味しいものを食べてきましたが、美味しいものを食べれば普通は生きる活力がわいてくるのに、そうはならないところがこのドラマならではの皮肉さですね。
生きてほしいと必死で願う北の熱さと、説得に頑なに揺るがない彩女の冷たさ。
その対比が今回は際立ちました。
浜辺で彩女は北との死への旅を日記に書いてきたこと、それを題材に夫(勝村政信)に小説を書かせて日本一の小説家にしたいこと、その日記を北が夫に渡してほしいことをを伝えます。
なぜ、死んでまで?と私めのような凡人には理解の範囲外で、彩女に狂気すら感じましたね。
北は泣き叫びながら、彩女が海へと入っていくのを止められませんでした。
なぜ、止めないのか?
そこもちょっと不思議でした。
彩女の鬼気迫る気迫に足がすくんだんですかね。
彩女はホントに死んでしまったのか?
次回の最終回が気になります。
今回の評価は…7