前回、チラッと登場した雪松(伊藤英明)の息子、弓弦。
演じる菅生新樹は、菅田将暉の弟でこれが俳優デビューだそうです。
兄が既にあそこまで人気も実力もあって評価されている中、後から自分も俳優になるって、なかなか肝がすわってますよね。
兄の瑛太に続いて俳優になった永山絢斗のようになれますかね。
今回のラスト、初演技とは思えない光るものがありました。
日本テレビ 土曜22時
「初恋の悪魔」第9話
主演…仲野太賀、林遣都
脚本…坂元裕二
演出…水田伸生
雪松がさも犯人のように描かれすぎて、これで雪松が犯人ではひねりが無いなと思ってましたが、
雪松の息子の弓弦がシリアルキラーだったんですね。
星砂(松岡茉優)がおにぎりを持って行き、話しかけたら、殺人犯にあった火傷あとが弓弦の腕にあり、慌てて部屋を出て弓弦を閉じ込めようとするも、
鹿浜(林遣都)ご自慢のハサミを片手に部屋から出てきた時の無表情の顔にはゾッとしましたね。
「純愛ディソナンス」の藤原大祐もそうでしたが、今どきはこんな感じに豹変して人を平気で殺せる若者がいるんだろうなと怖くなりましたね。
やはり、殺された3人は同じ年で、弓弦と同じアウトドアクラブにいたようです。
弓弦はそのキャンプ先に来た父親の雪松が、1人の少年を殺しそれを見た3人を、その後口封じに殺したと言ってましたが、
弓弦が殺したのを、雪松は隠蔽して他の人間を犯人に仕立ててきたんでしょうね。
子どもを思うばかりに親も闇に落ちたというわけですね。
いよいよ次は最終回、どんなケリがつくのか、刺された森園の命は?雪松親子は?星砂の人格は?
まだまだ何かひねりがあるんですかね。
今回の評価は…7