お母さん、そりゃやりすぎでしょう!「祈りのカルテ」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

今回は会社で倒れて救急搬送された香織(堀田真由)と母親の佳代(加藤貴子)。

諏訪野(玉森裕太)と一緒に今回は総合診療科で研修する裕也(矢本悠馬)と父親で外科医の冴木。

諏訪野と病院に再検査に継父の幸一(矢柴俊博)。





3組の親子が登場し、それぞれエピソードがありましたが、正直3組は多かったですね。散漫でそれぞれ中途半端な感じでした。





今回の最大の不満はそんな親子エピソードにひきずられ、面白くなりそうな小手伸也演じる総合診療医の榊がイマイチ活躍できず、存在がかすんだことでした。




日本テレビ 土曜22時

「祈りのカルテ~研修医の謎解き診療記録~」第4話


主演…玉森裕太

脚本…根本ノンジ

演出…池田千尋




総合診療科に研修に来たんですから、難解な患者の症状の起因を、諏訪野と裕也が謎解き合戦したり、2人が組んで榊に挑んだり、





そちらを二転三転させて面白く見せるというのでも良かったように思うんですがね。




榊がホームズ気取りで、諏訪野たちをワトソン呼ばわりするのは、ただふざけてるように見えかねず、その先の深さや、総合診療ならではのリアリティもあまりありませんでした。




しかも、分かった真実がまたあまり納得のいかないもので、香織の父親が過労がもとで亡くなったから、娘にはそうなってほしくなくて、自分と同じ疾患のある娘に薬を盛って仕事をさせないようにした…って。




そりゃ、やりすぎでしょう!と引きましたよ。




何だか、いい話っぽく終わるけど、このドラマってモヤモヤして終わりますよね。




脚本根本ノンジの手抜きを感じます。

「正直不動産」と同じ脚本家とは思えません。





今回の評価は…5