やはり、永山瑛太演じるあの謎の男が真犯人のようですね。
八飛市の有力者の息子で、そいつが犯した犯罪を父親が懇意にしている八飛市が地元の大門(山路和弘)に頼み、もみ消してもらったようです。
警察庁長官だった大門から八飛署に圧力がかかり、ちょうど手頃な松本が犯人にでっち上げられたってことのようです。
フジテレビ 月曜22時
「エルピス~希望、あるいは災い~」第7話
主演…長澤まさみ
脚本…渡辺あや
演出…二宮孝平
八飛市は神奈川県の架空の市という設定なんですよね。私めも神奈川の山が近い市が地元なので、自分の地元がこんなだったらイヤだなとつくづく思いました。
政治家と地元の有力業者と警察のズブズブの関係。おぞましいですよね。
以前は証言してくれなかった八飛署の平川刑事(安井順平)が、目撃証言が嘘だと分かったり、DNA再鑑定をすることになったりしたことで、これはもうダメだと岸本(眞栄田郷敦)の聞き取りに応じてくれました。
平川が語る警察署が圧力をうけて冤罪を作り上げてしまったことで、その毒針で組織が腐ってしまうという仕組みが、やけにリアルでゾッとしましたね。
また似た事件が発生しても、真犯人にたどり着くのが怖くて捜査もおざなりにするとか、いかにもです。
最近の方なら探ればいろいろ出るだろうから調べたらどうかとアドバイスしてくれました。捜査資料のUSBらしきものもくれました。
回想で出てくる永山瑛太の目つきが狂気じみた目でそれも怖かったです。
巨大な力にどう立ち向かうか、楽しみになりました。
人気コメンテーターになった斎藤(鈴木亮平)の動向も気になります。
いざとなればナイスアシストしてくれそうですが…。
今回の評価は…8