九鬼(中井貴一)は那須田(岡田将生)のあしながおじさんだったんですね。
九鬼がもう不治の病では？というしんみりした展開の最終回でした。
テレビ朝日 木曜21時
「ザ・トラベルナース」最終回
主演…岡田将生
脚本…中園ミホ
演出…金井紘
かなり病気が進んでいる九鬼は、かまわずまだ働こうとします。九鬼はこのまま死んでしまうのか？という展開でした。
このドラマの記事で何度も書いてきましたが、脚本の中園ミホは主人公の那須田より九鬼の方がお気に入りのようで、
九鬼の方が早い段階から魅力的なキャラで、主人公の那須田はかすみ勝ちでした。
既にスーパーナースのはずが、とかくヘタレのように扱われ、これは那須田が成長するドラマなのかと分かっていきましたが、
やはり、私めが見たかったのは、医師にも太刀打ちできるスーパーナース２人が、とかくないがしろにされたり酷使されたりしがちな看護師たちを守りながら、傲慢な医師たちや経営重視の院長(松平健)や事務長(浅田美代子)にたてついてひと泡ふかせていく痛快なドラマなんです。
1話や2話ではそれができていたので、その後も期待したのにそうはなっていきませんでした。
なぜですかね？不思議でなりません。
役者ぞろいだっただけに残念です。
看護師の状況は改善されたんでしょうか。
２人が抜けてまた酷使されるのではと余計な心配をしてしまいました。
テレビ朝日はシリーズ化するつもりですかね。
ちょっと微妙ですね。
今回の評価は…7