悠依に見えてないからの直木の号泣…「100万回言えばよかった」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回は前半は直木(佐藤健)と幽霊仲間の樋口(板倉俊之)との、幽霊でもここまでできるよ…のコント風、




続く直木と悠依(井上真央)、魚住(松山ケンイチ)、3人のゲームや料理もほのぼのとコミカルに進みましたが…




TBS  金曜22時

「100万回言えばよかった」第3話


主演…井上真央

脚本…安達奈緒子

演出…山室大輔





後半、直木の両親に話を聞き、直木の生い立ちや、なぜ里親のところに来たか、その後の両親との関係などが明らかになっていくにつれ、




つらく重苦しい展開になっていきました。




まず、直木の父親(相島一之)は警察の聞き込みに答え、直木の弟ができてからは関係が悪化、高校に入ってからは絶縁状態。




事件にからんでるかは知らないが、こちらには関係ないと突き放した冷淡さです。




そこに直木の幽霊がいるのも知らず、言い放ちます。





その後、警察を通じて今度は母親(長野里美)が直木に連絡を取りたがっていて、悠依が会って話を聞くことに。




母親の話で、直木の弟は血液の病気で直木が骨髄移植のドナーになったこと。

それが度重なり父親が反対すると、直木は父親を逃げていると批判。




怒った父親は直木を殴り、その後も虐待は続き、直木は児童相談所に駆け込んで里親のもとへ逃げたのでした。




その後も母親だけは直木と連絡は取っていて、弟が再発したらまたドナーを頼もうと思っていたようです。




悠依はそんな母親に直木を探しているのもドナーになってほしいからだけでは?とツッコみ、母親は痛いところをつかれアタフタします。




それを聞かされる直木のツラさは察するにあまりあります。




2人きりになって悠依は、直木へ一方的に、いかに自分は今も直木を大好きかを熱弁します。




この井上真央の長台詞が素晴らしかったですね。




親たちの言葉で冷え切りすさんだ直木を心をどんなに温め癒やしてくれたことか。




直木は悠依に見えないから気にせずに号泣しました。




こらえにこらえた直木の堰を切ったような感情の爆発。

佐藤健も素晴らしかったです。





今回の評価は…8