前回は人生2周めで徳を積むためにミタコング(鈴木浩介)の痴漢冤罪を阻止した麻美が3周めもまたするために必死になる話でした。
今回は同じく2周めでおこなった祖父(綾田俊樹)の薬の改善による延命と、親友・玲奈(黒木華)の不倫の阻止を、3周めでもしてあげるために頑張るという話でした。
日本テレビ 日曜22時30分
「ブラッシュアップライフ」第5話
主演…安藤サクラ
脚本…バカリズム
演出…狩山俊輔
しかし、2周めでは地元で薬剤師をしていましたが、3周めは東京のテレビ局勤務のため、いろいろ厄介でして…。
まず祖父のことは忘れていたのに、東京に遊びに来た夏希(夏帆)の便秘の話で思い出したのでした(笑)
2周めの時は薬剤師だったので、薬の飲み合わせの悪さを指摘する説得力がありましたが、
今はドラマの制作スタッフ。何で詳しいのかを聞かれ、医療ドラマで勉強したからと嘘をつきます。
何のドラマかと聞かれ、他局の「コウノドリ」を答えてしまい、ちょっと手伝ったんだと言い逃れをします。
ここのやりとりが祖父母が綾田俊樹と松金よね子だけにニヤニヤさせられました。
続いて玲奈の方は、まず玲奈に連絡を取るところからで、
連絡を取れたものの約束があると断られ
、仕方なく玲奈が宮岡(野間口徹)と再会し不倫を始めるきっかけになったファミレスで玲奈を待ち伏せすることに。
いつ来るかわからないので早めに行き、
待ってる間にいろいろ注文してしまう麻美。
そこへ約束が無くなり1人で玲奈が…。
更にあとから宮岡が…。
宮岡に気づかれないように願いますが、気づかれてしまい、麻美がちょっと油断したすきに、ドリンクバーの所で連絡先の交換をされてしまいます。
仕方ないので、麻美は朝、薬局の外で誰か来て開けてくれるのを待ってる宮岡の車に乗り込み、
玲奈に近づかないように釘を刺します。
なんでそんなこと言われなきゃいけないのか宮岡は不審がりますが、
ファミレスで店に来た時は結婚指輪をしていたのに、ドリンクバーでは外していたのを指摘、宮岡の下心を言い当て宮岡も引き下がります。
グイグイと宮岡を追い詰める麻美は、ちょっと怖かったですね。
また、安藤サクラがうまいんですよね、こういう演技も。凄みがありました。
去り際に面倒くさがって誰か来るのを待ってないで、自分で店を開けろよ!
と言われた時の宮岡役の野間口徹の怯えた顔が絶妙でした。
そんなことまでなんで知ってるのか、こいつ何者だよ?って顔でした。
不倫が阻止されたので玲奈がキレるとこは見られなかったのはちょっと残念でした。2周めの時の映像は流れましたけどね。
今回の評価は…8