人物が増えてきて散漫な印象に…「リバーサルオーケストラ」第5話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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前々回は「威風堂々」、前回は緑黄色社会の「Mela」の演奏に向けて話が集約していく構成になっており、




私めのこのドラマへの評価はグッと高まったのですが、今回は「カルメン組曲」の演奏で感動できたわけではなく、いささかトーンダウンしました。





日本テレビ 水曜22時

「リバーサルオーケストラ」第5話


主演…門脇麦

脚本…清水友佳子

演出…鈴木勇馬




市長(生瀬勝久)肝いりの玉響が、アンチ市長の本宮(津田健次郎)の妨害にもめげず、ポンコツ楽団から成長していくという基本設定に、




長くブランクのあった元天才バイオリニストの初音(門脇麦)がトラウマを克服し、コンマスとして復活できるかが並行して描かれているんですが、





ここに来て、それだけでは物足りないと思われたくないからか、いろんな人物がからみ出して、散漫になり始めました。





本宮が日本一の楽団のオーナー、高階(原日出子)を抱き込んで、新ホールオープンの楽団は高階と玉響のコンペで決まるという流れになり、




高階はじめ、高階がマエストロとして招いた三島パパ(加藤雅也)や、その息子でかつて初音のライバルだった彰一郎(永山絢斗)などの存在感が際立ってきましたし、




朝陽(田中圭)と親しくて、関係を佐々木(瀧内公美)に怪しまれる音楽雑誌の副編集長のかおり(相武紗季)も、ただ初音に朝陽の昔話をするだけの役割だったのか?意味不明のからみっぷりで、




なんだかゴチャついてるな~と眉をひそめながら今回は見ました。




もっとシンプルであってほしいんですがね。作り手は不安なんでしょうね。


今回の評価は…6