蛍(菜々緒)と悟郎(鈴木伸之)はお互いが敵対する甲賀と伊賀と知り、それでもやはり惚れあっているので、さて、どうするかってことになりました。
明らかに前途多難なわけで緊張感のある展開になっていき、期待通り面白くなってきました。
フジテレビ 木曜22時
「忍者に結婚は難しい」第7話
主演…菜々緒
脚本…松田裕子
演出…木下高男
まず面白かったのは、お互い素性がわかったので、お互いがいかに隠れて任務をおこなっていたかを検証し合うシーン。
あの時にドローンを飛ばしていたのはお前だったのか?とか、悟郎が驚いたり、
あの任務があったから約束もすっぽかすことになり、帰ったら離婚届があったとぼやいたり、
忍者はつらいよ…的な感じにニヤニヤさせられました。
あと、伊賀と甲賀が同じ忍者でもタイプが真逆なのもツボで、
伊賀は封建的で古くさく、いまだに手裏剣を使っていたり、階級制度が残っていたり、男尊女卑だったりで、
ハイテクで階級や女性差別のない甲賀の蛍は、とかく悟郎の伊賀をバカにする忍者トークもツボです。
悟郎を好きだった総帥(市村正親)の孫娘の小夜(吉谷彩子)は、蛍に取られたのを心良く思っていない上に、
蛍や妹の雀(山本舞香)を怪しみ始め、遂に蛍が甲賀忍者とつきとめます。
総帥の跡継ぎとして実績を出せとプレッシャーをかけられているのもあり、悟郎への思いも断ち切り、音無(勝地涼)と悟郎の家に向かいます。
蛍の携帯から危険を知らせる「運命」が流れ(笑)、さてどうなるかで終わりました。
今回は雀のストーカーを撃退したり、宇良(藤原大祐)が大活躍でしたが、「純愛ディソナンス」で豹変する青年を怪演した藤原大祐だけに、また実は悪いヤツなのては?と疑いを持って見てしまいます。
今回の評価は…7