これは私めが気にし過ぎなのかもしれないので先にことわっておきます。
雫(北川景子)や生徒たちに精神的な負荷をかけるために、遠山(安井順平)を自殺させたのがどうにも納得いきません。
そこに大前提として引っかかってしまったので、今回の展開も台無しでした。
フジテレビ 月曜21時
「女神の教室~リーガル青春白書~」第7話
主演…北川景子
脚本…神田優
演出…谷村政樹
そもそも遠山の逆恨みがひどくて、雫は良かれと言ったことに腹を立て、嫌がらせをした遠山に、
直接会って、また誠意のある態度で接したのに、恨みは消えずに自殺して雫に精神的なダメージを与えようとした…って。
命を捨ててまでの恨みですか?
それに抵抗を感じたのは、そんなに軽々しく自殺を扱ってほしくないんです。
近年、有名人の自殺を扱うと、その影響を受けて自殺をしてしまう人があり、
ニュースでもあまり自殺という表現を使わなくなっています。
表面的にはなってませんが、コロナ禍に自殺者は増えたとも言われています。
そんなデリケートに扱うべき自殺を、ドラマで主人公にダメージを与えるために扱うということに、私めは抵抗を感じました。
落ち込んだ雫は授業に自信を失い、藍井
(山田裕貴)に課題を代わりに出してもらうし、
生徒の中で桐矢(前田旺志郎)はこんなことがあるならと心がくじけ、授業にも出なくなってしまいます。
そんな桐矢のために仲間が動き、雫も授業を再開し、桐矢も戻り、唯一司法試験を受ける照井(南沙良)をみんなで応援するという流れでした。
リーガル青春白書っぽい話になってましたが、前提がダメだったので…
今回の評価は…6