やはり、やはりでしたね。
もし、鷲津(草なぎ剛)の息子を突き落としたのは鴨井(片平なぎさ)の息子で、その隠蔽を鶴巻(岸部一徳)に頼んだのなら、
どんな思いで鷲津や妻の可南子(井川遥)と接してたんでしょうね。
鴨井自体は良いことをしているのに皮肉ですよね。
フジテレビ 月曜22時
「罠の戦争」第6話
主演…草なぎ剛
脚本…後藤法子
演出…三宅喜重
このドラマ、よくできているのは、鴨井が鷲津夫妻に良心の呵責を感じでいたであろうことと同じように、
鷲津は蛯沢(杉野遥亮)に蛯沢の兄のことで、良心の呵責を感じる方の立場にもなるという皮肉な二重構造を作ったことです。
鷲津は蛯沢の兄の陳情を善処しますと言いながら放置し、犬飼にも上げなかった。そのために蛯沢の兄は死んだ。
蛍原(小野花梨)は蛯沢が見ないようにその報告書を隠して、鷲津には見せました。
鷲津は覚えてはいませんでした。
蛯沢は今回、他の人が同じような陳情をしてきたら鷲津が口利きして救ったのを見て、兄も鷲津に頼んだらと言ってました。
蛯沢が本当に知らないのか、知っていながら言ってるのかはまだ分かりません。
鷲津が権力を手にしてイヤなヤツになってしまったら蛍原は蛯沢に明かすのかもしれませんね。
鷲津は鶴巻の力を削ぎたい総理(高橋克典)の思惑にまんまと乗っていて、そこも危ういですね。
鶴巻はなかなかの強敵ですからね。
今後の展開が気になります。
今回の評価は…8