ムロツヨシと脚本の大石静と言えば「大恋愛〜僕を忘れる君と〜」で組んだわけですが、ムロツヨシにとって大事な作品だろうあのドラマの大石静からお声がかかったのなら…と、
おそらくムロツヨシを念頭に書かれたであろう伴という狂気にかられた男を、それは張り切って演じますよね。
テレビ朝日 火曜21時
「星降る夜に」第7話
主演…吉高由里子
脚本…大石静
演出…山本大輔
ま~それは良いんです。
ムロツヨシが演じるヤバい人はホントに狂ってるのかってくらい迫真の演技ですからね。
大石静もさぞご満足でしょう。
しかし、あまりに破壊力がありすぎて、このドラマが築いてきたほんわかしたものまで踏みにじられた感じがしました。
今回は看護師の伊達(中村里帆)の未婚の妊娠がメインのエピソードだったんですが、
終盤、ムロツヨシ演じる伴が登場して、暴れまわったら、軽く吹き飛んでしまいましからね。
「女神の教室」でヒロインの柊木がいわれない恨みを買って、その男が嫌がらせするわ、自殺するわで柊木がダメージを受けるというのを見たばかりで、
こっちもか…と残念でなりません。
なぜ、異物を放り込んでかき乱すのかと。作為が見えすぎてイヤなんです。
今回の評価は…6