今回は前回からのつながりで丸山親子のエピソード。
丸山(三浦貴大)は事故で妻を亡くし、発達障害の娘・優実(加藤柚凪)とまだ幼い息子を残され、苦しい状況です。
前回、グリーフケアに参加し、同じ境遇の人たちと話はできましたが…
テレビ朝日 金曜23時15分
「リエゾン~こどものこころ診療所~」最終回
主演…山崎育三郎
脚本…吉田紀子
演出…Yuki Saito
ある日、優実が家からいなくなってしまい、探したら遊園地に行こうとしていたようでした。
グリーフケアで他の子がお母さんはお化けになりました…と言っていたので、遊園地のお化け屋敷に行ったらお母さんに会えると思ったようです。
お母さんは死んでしまったということをちゃんと認識させないといけないという佐山(山崎育三郎)のアドバイスで、丸山は子どもたちを遊園地に連れていき、
お母さんは死んでしまい、もう会うことはできないことをきちんと話すのでした。
断腸の思いで話す丸山の辛さが痛いほど伝わりましたし、理解して泣き出す子どもたちのいじらしさに泣かされました。
感動したのは、再び参加したグリーフケアで幼い弟が泣き出してしまったら、今までは泣き声をいやがりパニックになっていた優実が、母親のように頭を撫でてあやすシーンでした。
「監察医朝顔」で上野樹里の娘役を演じた加藤柚凪ちゃん、つぶらな瞳が印象的な子で難しい役を見事に演じてましたね。
弟役は実際に柚凪ちゃんの弟だったそうです。
冬ドラマ、愛する人を亡くして…ってドラマが多いですね。
「星降る夜に」「100万回言えばよかった」「6秒間の軌跡」
このドラマは、幼い子どもたちが母親の
死をどう受け止めるかというのがユニークなところです。
丸山役の三浦貴大はちょっと太りすぎですね。演技はしっかりしてますが…
父親(小日向文世)からの誘いも断り、病院も続けられるようで、このドラマ、原作漫画も連載中らしいので続編もありそうですね。
私めのように発達障害などに詳しくない者には、とてもためになるドラマでした。続編を待ちたいです。
今回の評価は…8