冬ドラマアカデミー賞…最優秀主演男優賞 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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続いては最優秀主演男優賞です。

男優主演の作品は5本でした。


5人の主演男優を寸評していきます。




草なぎ剛

「罠の戦争」




草なぎ剛が民放連ドラに主演できるようになったことがまず喜ばしいことでした。




そして、やはり期待通りに見ごたえある演技を見せてくれました。

息子のために戦う父親から政界の魔力に囚われていく変貌ぶりは見入ってしまう凄みがありました。





斎藤工

「ヒヤマケンタロウの妊娠」



妊娠していろいろと考えが変わっていく妊夫という特異な役柄をシレッと演じられるのは斎藤工ならではでした。




マスコミに対して牙をむく会見のシーンは名シーンでした。





山崎育三郎

「リエゾン~こどものこころ診療所~」




こどもの心を診る医師自身が発達障害という難役でしたが、この人ならではのソフトなしなやかさで演じきりました。




医療ドラマとしては主人公があまり強く前に出ない作品でしたが、それが山崎育三郎にも合っていました。

続編に期待します。





高橋一生

「6秒間の軌跡~花火師望月星太郎の憂鬱~」




父親を亡くした主人公が、自分の妄想による父親や父親の幽霊と今まで話せなかったこと、聞けなかったことを会話し、前に踏み出す姿をファンタジーながらリアルに演じきりました。




橋爪功とのやりとりは2人の演技巧者ならではの丁丁発止で、それを見るだけでも価値ある作品でした。





妻夫木聡

「Get Ready!」



天才的に腕の良い医師ながら、手術するか否かを選ぶという役で、ブラックジャックとまた違うので、キャラがイマイチ定まらず勿体ない主演でした。





以上5人から最優秀主演男優賞に選んだのは…





草なぎ剛

「罠の戦争」




弱者だからとなめられてたまるか!と怒る時の迫力、闇落ちした時の凄み、などハッとさせられる演技をするのが、草なぎ剛ならではでした。





やはり、この人の主演ドラマはこれからも見ていきたいですね。