本人に寄せる努力に感心…「だが、情熱はある。」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマを期待度ランキングでかなり低くしたのは、なぜ高橋海人が若林正恭役で、森本慎太郎が山里亮太役を演じるのかと、そのキャスティングに疑問を感じ、懸念したからでした。





しかし、フタをあけてみないとわからないもので…




日本テレビ 日曜22時30分

「だが、情熱はある。」第1話


主演…高橋海人、森本慎太郎

脚本…今井太郎

演出…狩山俊輔





初回は高校で将来は何になるか漠然としていた2人がなぜお笑い芸人をめざすに至ったかをカットバックしながら見せていきました。




…で、感心したのは主演の2人がそれぞれ、演じる若林正恭と山里亮太に寄せて演じていることでした。





しかもアプローチの仕方がそれぞれ違っていて、若林正恭とビジュアル的にはかけ離れている高橋海人は、見た目よりはしゃべり方やしぐさを真似て雰囲気を似せることに努力し、





森本慎太郎は髪型やメガネを似せて、どストレートに山里亮太を形から似せる方向で努力していて、それぞれ努力の成果が早くも出ています。





とはいえ、私めが最も感心したのは若林正恭の相方、春日俊彰を演じている戸津純貴。クラスメートの若林に襟足の髪を切られても泰然自若たるその姿はまさに春日でした(笑)





この企画を温めてきた河野英裕プロデューサーは、脚本家、木皿泉と「すいか」「Q10」、岡田惠和と「泣くな、はらちゃん」、「ど根性ガエル」を作った名プロデューサーで、





だからこそ、薬師丸ひろ子や白石加代子、光石研らは、河野組といえる常連タレントで今回のドラマでも、それぞれ流石の存在感を示しています。





上記、3人以外にも、山里亮太の両親に三宅弘城とヒコロヒー。若林正恭の母親に池津祥子といったユニークな河野プロデューサーらしいキャスティングで、このドラマ、侮れないな~と思います。




今後、どうなるか気になる仕上がりになっていました。

今回の評価は…6