初回は不安があったけど2話を見て良くなり安心する作品もあれば、初回を見て気になったことが、より酷くなり不安が増す作品もあります。
この作品は残念ながら後者で、今回の内容はどうにもお粗末なもので、次回もこんな感じなら早々にリタイアしたいと思います。
日本テレビ 木曜23時59分
「勝利の法廷式」第2話
主演…志田未来
脚本…本田隆朗
演出…宝来忠昭
このドラマのミソは風間俊介演じる脚本家の黒澤が、裁判の展開を台本に書いて、
元名子役だった弁護士の神楽(志田未来)に覚えさせ法廷に臨むというところにあるんですが、
まず、そんな脚本通りにやりとりができるのかという大半の視聴者が抱く疑問に、ちゃんと納得できる内容でないと困るんです。
ところが第2話は、依頼人がそもそもウソをついているわ、DVをしているのに隠している夫、DVの苦痛からのがれるため覚せい剤を売人から買っていた妻。
みんなウソつきで法廷で台本通りにいかないところもあったり、でもその方が面白いんですよね?
法廷での二転三転を楽しむとなると、黒澤の役割は薄れてしまいますね。
そのジレンマがあると思います。
私めは覚せい剤がからんだあたりから興ざめし、なんだそりゃ?でした。
風間俊介は演技派ですが、この役だとあまりうまく感じません。
役者にとっては損なドラマですね。
今回の評価は…6