山里亮太って「ガチンコ」の漫才道に出てたんですね。足軽エンペラーってコンビ名で。
それは知りませんでした。
結構ハマって見てたんですがね。
日本テレビ 日曜22時30分
「だが、情熱はある｡」第4話
主演…高橋海人、森本慎太郎
脚本…今井太郎
演出…伊藤彰記
全国ネットの番組に出られるチャンスとして当時人気のバラエティー番組「ガチンコ」の漫才道というコーナーに、山里亮太(森本慎太郎)と和男(清水尋也)の足軽エンペラーは出られることになります。
ご存知ない方のために説明しますと、ラーメン屋を開業したい若者たちが、ラーメンの鬼、佐野実の厳しい指導を受ける「ラーメン道」というコーナーが好評で、
その漫才バージョンで、厳しいことで知られるオール巨人が無名の漫才コンビを厳しく指導する「漫才道」が始まったのでした。
無礼な態度を取る若手をオール巨人が叱るというパターンで、その中には山里亮太の他にも又吉直樹や、ナイツもいたんだそうです。
…で、無礼な態度を取れば使われやすいと研究済みの山里は和男にわざと無礼な態度を取らせます。
せっかく全国ネットに出たのに、やはり足軽エンペラーは売れません。
山里と和男の関係もギスギスしてきて、遂にあまりにしつこく横柄な山里の物言いに和男はキレてしまいコンビ解散になってしまいます。
ずっと２人の練習を見てきたお巡りさん(柳沢慎吾)もあれじゃあ辞めるよと山里に言うほどです。
早く売れたい焦りからピリピリする山里を森本慎太郎はなりきって、良く演じています。
一方、若林正恭(高橋海人)は相方の春日(戸塚純貴)とものまねパブで前説を始めます。
昔ならストリップショーの前座みたいなもので、ものまねを見に来た客からは、つまらないもん聞かせるなと、ヤジや、酷い時はおしぼりが飛んできます。
それでも耐えなければならず、いろいろ工夫も加えます。
いつも泰然自若としている春日がそばにいて、いかに若林は救われたかがよくわかります。
高橋海人と戸塚純貴のコンビネーションも回を重ねてどんどん良くなってます。
彼らがどう売れていくのか、この先が楽しみです。
今回の評価は…8