立派な人間なんかじゃない…「ペンディングトレイン」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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前回は直哉(山田裕貴)が抱える苦悩が描かれましたが、今回は優斗(赤楚衛二)の苦悩でした。




先輩の高倉(前田公輝)を自分のミスで身体不自由にしてしまったということが、優斗には重い十字架となっていました。




TBS    金曜22時

「ペンディングトレイン~8時23分 明日君と~」第4話


主演…山田裕貴

脚本…金子ありさ

演出…加藤尚樹




加藤(井之脇海)が何者かに刺されて、車両に連れ戻すんですが、さてどうするか?ってことになり、




傷口を縫おうって話になりますが、優斗はひるんで消毒や麻酔なしでやることにためらってしまいます。




直哉は思い切りよく、やってしまうのに比べてやけに慎重になってしまう優斗。




そこには先輩を自分のミスで不具にしてしまったトラウマがありました。




6号車の乗客たちは自分をリーダーとあがめてくれるけど、自分は立派な人間なんかじゃない…と、直哉や紗枝(上白石萌歌)に明かします。




高倉が自分のミスを伏せてくれたことにホッとしている自分もいるというのが、余計に罪悪感を高めているのです。




カットバックで見せる現代では、皮肉にも高倉は高倉で、優斗のミスを伏せてあげたのに、内心では優斗を責めてる自分がいることを高倉は高倉で悔いていました。




前回も直哉と現代にいる弟の思いが巧みに交錯しましたが、




今回は優斗と高倉の思いが巧みに交錯して、感動を生みました。

これがこのドラマの長所ですね。





1人で背負おうとするなという直哉のアドバイスに優斗は救われたようです。





ついに今まで出てこなかった5号車の乗客が現れました。

萩原聖人がやけに胡散臭いですね。

どうなってるんでしょうか。





あと、殺人犯がいるはずなのでそちらも気になりますね。

今回の評価は…7