宝くじが当たり、3000万を1000万ずつ分けることにした3人。
1000万というのがまた微妙な大金なんですが、それで幸せになれるかというと…
テレビ朝日 日曜22時
「日曜の夜ぐらいは」第3話
主演…清野菜名
脚本…岡田惠和
演出…朝比奈陽子
まずサチ(清野菜名)ですが、お金が入ったので、今までは素通りしていたカフェに入り、
ちょっと高価なコーヒーを注文、そこの店員の健太(川村壱馬)とも出会えました。
そして、母親の邦子(和久井映見)にも新しい車椅子を買ってあげました。
しかし、それに乗って外を楽しそうに走ったら、それを父親の博嗣(尾美としのり)が目にして、
どうもクズっぽいこの父親が、景気良さそうだから金をくれと土下座して頼んできました。
ヤバそうな父親ですね。
尾美としのりがいかにもクズな感じをプンプンさせています。
続いて翔子(岸井ゆきの)は、大金が入ったと知らせる家族もなく、ただつまらない物を買ってしまったり、
久しぶりに連絡くれた同期生と会っても、マルチ商法の商品を売りつけられたり…
大金をもてあまし、「つまらない…」とつぶやくありさまです。
どうやって幸せを手にしたらいいか分かりません。
一番気の毒なのは若葉(生見愛瑠)で、こうやってお金が入ると必ずあの人が来て持っていってしまうと恐れた母親のまどか(矢田亜希子)が案の定現れます。
この母親がまたサチの父親以上に酷い母親で、悪気もなく金をせびりまくり、見かねた若葉は祖母(宮本信子)が止めるのも聞かず通帳を渡してしまいます、
割と品行方正的なイメージのある矢田亜希子が演じているので、逆に破壊力があるキャラクターでした。
この母親のために若葉は苦しめられてきたのだと分かり、気の毒でなりませんでした。
金が入ってもなかなか幸せを手にできない3人のこれからが気になります。
今回の評価は…8