夫の心根を知った妻たち…「あなたがしてくれなくても」第7話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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ちょっと甘めの不倫ドラマになってしまうのかと危惧してましたが、またこのドラマの根幹である「セックスレス」に根ざした、ビターな夫婦間の心理ドラマに戻り、緊迫感のある展開になってきました。




フジテレビ 木曜22時

「あなたがしてくれなくても」第7話


主演…奈緒

脚本…市川貴幸

演出…清矢明子




今回はみち(奈緒)も楓(田中みな実)も夫が語ることのなかった思いに気づくという話でした。





まずみちですが、後輩の華(武田玲奈)が的を射たアドバイスをバシバシしてくれるんですよね。





みちから陽一の浮気を聞いた華は、セックスレスで悩んでいると知りながら、他の人とするなんて最大の裏切りだと怒るみちに…




「浮気がバレた旦那さんも罪だけど、先輩1人が被害者なんですかね?」




そうだよ、華。いいこと言うな~

更に後日、家から出てなかなか帰ろうとしないみちに、




「旦那さんって、そんな悪いことをしました?」

「他の人としたんだよ」

「先輩、気持ち分かりますよね。浮気なんて現実逃避以外なくないですか?辛い分だけ遠くに逃げようとしませんか?」





この言葉はグサっと刺さりましたね。

セックスレスの苦しみから逃れたくて、みちも誠(岩田剛典)によろめいたわけですからね。




陽一は陽一で結衣花にビシっと言われ、

みちの会社に会いに来るとか陽一らしからぬ行動に出ます。





そして、みちは自分ばかりが被害者ではなく、セックスレスを訴えてみちからプレッシャーをかけられてきた陽一も被害者だったのかと気づくのです。




許さなくていいから戻ってほしいという陽一の言葉に応じて、みちは家に戻るのでした。




一方、楓の方は深刻で、みちが陽一とまた仲良くなったと思っている誠は、




みちへの思いを断ち切るように楓とキスもしますが、みちとのキスを思い出してしまう始末。




酔いつぶれて帰ってきた誠に遂に楓は「浮気してるでしょう?」と問い詰めます。




あっさり認める誠。

私がセックスしなかったからだよねと、身体だけの関係と思おうとする楓に、そうではなく精神的に支えてもらってると答えてしまう誠。





それはショックですよね。

翌日、楓は誠のスマホに残る水族館の写真のガラスの映り込みから、浮気相手がみちだと知ります。