初回にお金をかけすぎで次回以降が心配…「VIVANT」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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いや~~、映画1本見たって感じのボリュームでしたね。

映画館の大スクリーンで見たら更にワクワクドキドキしたでしょう。

我が家のテレビももっと大画面ならと思いましたよ。




商社マンが世界的な謀略に巻き込まれる大活劇の初回でした。





見るからにお金がかかっていて、どれだけ制作費あるんだ?と思いつつ、初回にお金をかけすぎて次回以降、急にショボくなったらイヤだなと余計な心配をしてしまいました。





TBS  日曜21時

「VIVANT」第1話


主演…堺雅人

脚本…八津弘幸、李正美

原作・演出…福澤克雄





演出の福澤克雄が自ら原作という肩書をつけているってことは、どうしてもこういう作品を作りたかったんでしょうね。




その熱量は十分感じられる初回でした。

テレビドラマだってここまでやれるんだぞ!という心意気も感じましたね。





話はいわゆる巻き込まれ型のサスペンス活劇で、主人公があれよあれよという間にピンチに直面し、事態は悪化の一途をたどり、とにかく逃げて逃げて逃げまくるという展開でした。




次々に人物が現れてからんでくるのですが、それが阿部寛であり、二階堂ふみなんですから贅沢なキャスティングですよね。





モンゴルロケですが現地の俳優も起用していて、ロン毛の警察官のしつこい追跡とか強烈な印象でした。




あと外事警察の野崎(阿部寛)の協力者のドラムがやけに愛嬌があってすっとぼけた感じが絶妙でしたが、演じてる富栄ドラムは現地の人ではなく、




今話題の「サンクチュアリ」にも出ている元力士のユーチューバーだそうです。

今後まだ出るか分かりませんがナイスキャスティングでしたね。




あと、誤送金でバタバタする乃木の上司役のデブっちょさん、誰?と思われた方も多いと思いますが、市川猿弥という歌舞伎役者さんです。




例の猿之助ではなく先代猿之助のお弟子さんです。福澤克雄作品ってよく歌舞伎役者さんが使われますね。




さて、この先はどうなるんでしょう?

今回はあまり出番が無かった役所広司や松坂桃李はどう絡んでくるのか?




主要5人に入ってなかった二宮和也はどの程度出るのか?

気になることばかりです。




今回の評価は…8