事件もレトロでのどかなのが良い…「嘘解きレトリック」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

このドラマ、どんな事件を扱うのか気になっていましたが、なるほどこんな感じなんですね。




イイですね~。

秋ドラマは事件を扱うドラマが多いんですが、このドラマは昭和初期が舞台だけにレトロでのどかな感じが、他と違ってユニークなのが良いと思います。




フジテレビ  月曜21時

「嘘解きレトリック」第2話


主演…鈴鹿央士、松本穂香

脚本…村田こけし

演出…永山耕三




子ども相手に左右馬(鈴鹿央士)がどちらの手にキャラメルが入っているかを当てるというとりとめのないシーンが事件解決の前ふりになっていました。




嘘をついてるかホントかを鹿乃子(松本穂香)が目線上で、指を組む形の違いで教えるのです。




…で、それがそのあと起きる事件でも、うまく活かされてて、犯人のウソを左右馬に逐一伝えることになります。




初回は鹿乃子の特殊能力がフィーチャーされ、存在感がかすみがちだった左右馬ですが、今回は解決に導くだけでなく、犯人に寄り添い、不問にしてもらい、ホントに悪いヤツらを警察が捕まえるよううまく誘導していきました。




しなやか、かつスマートにさばく感じを鈴鹿央士が軽やかに演じていて、なかなか魅力的な探偵ぶりです。




今後も出てくるキャラなのか分かりませんが今回、狂言誘拐の対象になった藤島家の令嬢の千代(片山友希)が面白いキャラでしたね。




ズケズケした物言いや、ミステリーかぶれなところとか、また出てほしいキャラでした。




とかく、殺伐としてイヤな事件を扱うドラマが多い中、人情味もあり、どこかのどかな事件ばかりを扱うなら、このドラマは貴重で良いなと思います。




せっかく入った謝礼金が、新聞に載ったがために、ツケにしていた方々の店から取り立てに来られるオチも微笑ましかったです。




第2話の評価は…7