ヒロインのほこ美(奈緒)が自分も含め世の女性たちのために鉄槌を下すべく、クズな海里(玉森裕太)を殴るまで…ってテーマは良いし、
ほこ美がボクシング上手くなっていく過程を見るのは面白いんですがね…
TBS 火曜22時
「あのクズを殴ってやりたいんだ」第3話(10/22)
主演…奈緒
脚本…鹿目けい子
演出…石井康晴
先週末、仕事がたてこんだため1週遅れの記事になってしまいました。
秋ドラマもそれが無いようにしたかったんですが… 申し訳ありません。
さて、第3話ですが、海里とゆい(岡崎紗絵)の関係性がわかるにしたがい、海里をめぐって三角関係になる流れが濃厚になってきました。
海里に抱きつくゆいを、あとから来たほこ美が見てしまうという、今どきまだこんなベタな終わり方をする?って第3話のラストで、結局このドラマもこの枠っぽくなるのかとガッカリしました。
良い意味で裏切ってくれたら良いんですがね。
このドラマ、ちょっと残念なのは早い段階から海里がそんなにクズじゃないのがダダ漏れしている感じなんです。
人たらしで、多くの女性と遊んでいるのは間違いないんですが…
今回クズ男好きのほこ美の母親(斉藤由貴)も妹(鳴海唯)も食い付いてましたからね(笑)
ただ、以前はボクシングに真摯に打ち込んでいたし、先輩(大東駿介)を死なせて
しまったからボクシングをやむなくやめたようだし、今のカメラマンの仕事はちゃんとやってるし、この人を殴ってもな~なんですね。
今回もせっかくボクシングの魅力を知り始めたほこ美が市民向けのイベントにボクシング体験をやることになり、海里がカメラマンとして撮るはずだったのに当日現れず、
ほこ美がキレてパチスロやってるところへ怒鳴りこみに行きましたが、これは相手を死なせたボクサーだと分かり、公的な仕事NGが出ていたからとすぐにネタばらしされ、
やっぱりクズっぽく振る舞ってるけど、クズじゃないんだなってなりましたね。
普通の恋愛ドラマにはなってほしくないんですがね。どうなりますか。
第3話の評価は…7