このドラマは趣里の演技を楽しむには良いんですが、いささかワンマンショーのきらいが出てきましたね。
フジテレビ 月曜22時
「モンスター」第4話(11月4日放送)
主演…趣里
脚本…橋部敦子
演出…木内健人
今回は大学サッカーの名門で起きた体罰事件。何者かが雑誌にリークしたために、大学側から杉浦(ジェシー)の旧友の甘利コーチ(佐野岳)を通して神波(趣里)に依頼があり、
リークした者の特定や、記事に便乗して訴訟を起こした部員たちの対応を理事長(池内万作)に頼まれました。
相変わらず神波の敏腕ぶりだけが描かれ、杉浦にせよ、パラリーガル2人にせよ、所長(YOU)にせよ、大した協力はしてなくて、神波1人で何とかしてしまっているのがどうも物足りないですね。
脚本の橋部敦子はあまりお仕事ドラマの群像劇は得意でないんですかね。
根本ノンジの「無能の鷹」と比べると余計にそう思ってしまいます。
今回は話自体もあまり大きなどんでん返しもなく、法廷シーンもイマイチでした。
キーパー2人の友情話で、大学側にはスポーツ特待生制度の改善を求め、雑誌にリークしたのは甘利かな~?で終わりました。
何だか全体にぼやけた回でした。
第4話の評価は…6