本を読んでいる瀬川の絵姿…「べらぼう」第10話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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瀬川(小芝風花)が身請けされていくので、その餞にと蔦重(横浜流星)は吉原の遊女たちの普段の姿を描く錦絵本を出すことを思いつきました。




役者絵には演技をする役者の絵しかないことから思いつく蔦重のプロデューサーとしてのアイデアマンぶりが今回も発揮されていましたね。



NHK  日曜20時

「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第10話


主演…横浜流星

脚本…森下佳子

演出…大原拓




市中の地本問屋たちと決裂したので、あくまで吉原の中で本を作り売らなくてはいけません。




以前と違い吉原の旦那衆たちも理解があり、蔦重を応援してくれていて、駿河屋(高橋克実)は息子のために資金を貸してくれました。




そうやって出来上がった本を瀬川最後の花魁道中の日に蔦重は瀬川に餞にプレゼントしました。




もう吉原を離れるのに、自分も入っているのに感激する瀬川。

しかもそこに描かれているのは本を読んでいる瀬川でした。




ツラい色里づとめの中で瀬川にとって癒しであり、楽しみであった読書。

それは恋しい蔦重と自分をつなぐツールでもありました。




なんて嬉しく切ないプレゼントでしょうか。

瀬川の涙に胸が締め付けられました。




そして、最後の花魁道中も背筋がビーンとして凛としてましたね。

小芝風花はフィギュアをやっていたので体幹がしっかりしているんだそうです。




吉原を離れた瀬川は、蔦重とどう絡むのか気になりますね。




10話の評価は…8