良質な普通に勝るもの無し…「しあわせは食べて寝て待て」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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さとこ(桜井ユキ)は隣人に恵まれて薬膳にめざめましたが、職場の人にも恵まれているのが分かる回でしたね。




さとこが働くデザイン事務所の代表の唐(福士誠治)が口癖のように言う「良質な普通に勝るもの無し」って言葉は、このドラマを象徴するような言葉でもありました。




NHK  火曜22時

「しあわせは食べて寝て待て」第3話


主演…桜井ユキ

脚本…桑原亮子

演出…田中健二




さとこは元いた建設会社の同僚の小川(前田亜季)に誘われ食事をします。




小川はさとこが後輩から嫌がらせを受けて、それを苦に辞めたと知り、復職してはどうかと提案をしに来たのです。



別の元同僚が不運が重なり突然死したことや、嫌がらせをした後輩は謝りたいと言ってると伝えます。



しかし、さとこは謝ったほしくないときっぱり言います。許さなければいけないし、謝ることで罪悪感を解消されてもこちらのモヤモヤは残るからと理由を告げます。




かつては我慢して泣き寝入りしていたさとこが、ここまではっきり意思を語れる変化に小川も驚いたようでした。




復職すれば給料はいいので、薬膳にお金がかかるさとこはぐらつくのですが…




唐が那須塩原の温泉旅館への社員旅行を提案し、それに同行して、唐や若手デザイナー2人との親睦も深まりました。




唐は部下への気遣いが細かく、奇をてらったデザインが採用されず落ち込むマシコにリフレッシュさせるための温泉でもありました。




旅館について、よくある温泉まんじゅうを食べる。それでも旅館の前の工房で作りたてのまんじゅうは格別でした。

良質な普通に勝るもの無し、職場ではあまりマシコに響かなかった言葉がここでは心にしみたようです。




鍋を囲んでの夕食で、さとこは薬膳の知識を披露し、会話もはずみました。




東京では見えない満天の星を一緒に見上げる姿は、あ~良いなあと思いました。

若い社員が嫌がり、今は社員旅行が減っているそうですが、こういう良さがあるのにな~と思わされました。




東京に戻り小川に断りの手紙を書いたさとこ。つい薬膳の話を書き連ねてしまうのが微笑ましかったです。




3話の評価は…8