今回のエピソードは最近スポーツ界や芸能界で騒がれたオンラインカジノというタイムリーなネタに、昨年世間を騒がせた大谷翔平の金をカジノにつぎこんだ水原一平をモデルにしたような話をからめてのものでした。
いろいろ???な点が多く、集団体制で脚本を書いている割には雑で粗っぽい点が散見されました。
TBS 日曜21時
「キャスター」第2話
主演…阿部寛
脚本…及川真実、槌谷健、谷碧仁
演出…加藤亜希子
まず、エピソードについて触れる前に、この「ニュースゲート」って番組は、「ニュース23」のように帯でやってる報道番組ですよね。
何だか週に1回やっているくらいな感じにしか見えないのは放送までの準備に追われている緊張感、緊迫感が薄いからですかね?
その日のニュースのラインナップをどう見せるか?どんなVTRにするか?新たに入ってきたニュースにどう対応するか?
そんなことに日々追われているはずで、
1つのネタをじっくり調べたりしている時間の猶予は無く、それは特集班のような別チームが取材し編集しているはずですが…。
総合演出の崎久保(永野芽郁)が局を留守にして取材とかに出てますが、そんな時間的な余裕は総合演出には無いのでは?と思います。
あと、今回からネタをセレクトする編集長の市之瀬(宮澤エマ)を巻き込みましたが、このニュース番組、キャスターが勝手に内容を変更しすぎですよね。
いくらドラマとはいえ…(苦笑)
ま~それは私めの愚痴というか、ぼやきと読み流していただいて、今回のエピソードですが、
バレーボール日本代表のエースの名和(鈴木貴之)がオンラインカジノに関与し、八百長をやっていたのでは?と疑惑をかけられるって話で、
フタをあけたらギャンブルで借金を作った、名和の旧友でトレーナーの今井(味方良介)が機械にうとい名和のスマホを預かり、そこからやっていたってことでした。
いやいや、大谷翔平はアメリカでいろいろ慣れないから水原一平に任せていたわけで、日本ではそれはやれないでしょう!そんな人、いませんって!この年代で。
しかも、なんで今井はアランって予想屋をネット上でやっていたのかも、よくわかりませんでしたね。
更には、バレー大会のスポンサーである会社の社長(宮川一朗太)が胴元だったのか、今井を操ってたみたいですが、
そんな大きな会社の社長がそんなことする?
とポカ~んでした。
モヤモヤしていたら、羽生(北大路欣也)と癒着していたコンサルタントの尾崎(谷田歩)は何だかよくわからないまま退場っぽいし、
羽生はあっけなく死んでしまいました。
羽生は何かを隠したまま死んだようで、急に進藤(阿部寛)を招いた国定会長(高橋英樹)が悪人ヅラして、ホッとしてました。
何じゃそれ?
2話にして危険信号が点滅してます。
永野芽郁スキャンダルもありましたし…
2話の評価は…5