怒りと困りが原動力…「続・続・最後から二番目の恋」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回はこのシリーズおなじみの長倉家の朝食シーンで和平(中井貴一)と千明(小泉今日子)の口喧嘩がたっぷりと見られて、やっぱりこのドラマはこれ、これと嬉しくなりました。




そして、お騒がせな典子(飯島直子)が乱入してきて…ってのも…。




フジテレビ 月曜21時

「続・続・最後から二番目の恋」第2話


主演…中井貴一、小泉今日子

脚本…岡田惠和

演出…楢木野礼




冒頭はこのシリーズからの新キャラの2人とのからみが描かれました。

和平は第2の人生のスタートで観光ガイドを始めた律子(石田ひかり)の姿を見て、




自分が再任用でまた働き始めた頃を思い出します。




実は、一条さん(織本順吉)の娘である律子は、遺品から和平の未亡人好きを知っていて、「私も未亡人です」と言ってドギマギさせます。



和平と律子の関係性が今後どうなるか気になりますね。




一方、千明は新たにかかりつけ医になった成瀬(三浦友和)とランチで鉢合わせし、親しく話すことに。




実は千明は成瀬の先立たれた妻に似ていて、成瀬は千明と親しくなりたかったのです。




成瀬から若いんですからと励まされ、やる気がわいた千明は、定年までに自分の集大成の作品を作るべく、月9の企画募集に出すことにします。




長年、千明を支えてきたAPの三井(久保田磨希)からは、もっと怒ってほしいと求められます。

怒りが千明がいい仕事をする原動力なんだから…と。




千明がどんなドラマ企画を考えるのかも気になるところですね。




このドラマはさすが!ベテラン脚本家、岡田惠和だけに、含蓄のある他のドラマにはない素敵なセリフが毎回散りばめられていますね。




今回、良かったのは病気を抱える真平(坂口憲二)の妻である知美(佐津川愛美)に和平が言った感謝の言葉。



「それでも毎日幸せだって言ったり、思ったりできるのは、昨日より今日、今日より明日、真平の人生がより素晴らしいものになってるから」



それは知美や子どもたちのおかげだと言うんです。

素敵な言葉でしたね。

病気を抱える人が前向きに日々生きることの大切さを平易な言葉であらわした名ゼリフですね。




それをまた中井貴一が言うといいんです。佐津川愛美も演技でなく涙を素直に流せたのではって感じでした。




さて、その和平ですが、今は課長の田所(松尾諭)から相談されたり、伊佐山市長(柴田理恵)から話があると言われたり、




何か困らせられることになりそうな予感。和平は困らせられてこそ、そこから頑張るタイプなんですね。

私めも若干そんなタイプで、気づくとトラブルやアクシデントの調整をやっていた気がします。




なぜか面倒なことを招き寄せてしまうのかもしれませんね(笑)





2話の評価は…8