私めはリアルタイムで見てないので良いんですが、このドラマ、週初めの月曜の夜に見るにはヘビーすぎますね。
ずし~んと重くのしかかるような話です。
フジテレビ 月曜22時
「あなたを奪ったその日から」第1話
主演…北川景子
脚本…池田奈津子
演出…松木創
紘海(北川景子)は料理教室で結城(大森南朋)と親しげに話していますが、実は吐き気をもよおすほど結城を憎悪していました。
実は愛する幼い娘が、結城が経営する惣菜屋のピザで表示にない甲殻類のアレルギーでアナフィラキシーショックを起こし死んでしまったのです。
結局、混入した経緯は解明されず、結城は不起訴に。倒産はしましたが今は会社員になっていました。
妻はいませんが、高校生の長女梨々子(平祐奈)とまだ幼い次女萌子と暮らしています。
謝罪会見で、結城は子どもの食べるものは親が責任を持つべきと話し、紘海への直接の謝罪も無かったので、まさかあの一件の当事者とは気付いていないのです。
夫(高橋光臣)と離婚し、もはや失うもののない紘海は、結城の家をつきとめ、包丁で刺そうとします。
復讐の炎がメラメラ状態の思いつめた紘海を北川景子が持ち前の目力で、ホントに殺しに行く人みたいな迫力で演じていました。
しかし、さすがにそんな大胆な犯行はうまくいくわけもなく、我にかえった紘海は包丁を指から剥がすようにして川に捨てました。
紘海が車に戻ると家でかくれんぼをしていた萌子が後部座席にいました。
結城の娘とわかっている紘海は、萌子を連れ去り、自分の家で萌子を絞め殺そうとします。
しかし、萌子が自分の娘が歌っていたのと同じ歌を口ずさんだら、殺す気が失せてしまいます。
この絞め殺そうとするシーンの北川景子も凄かったですね。
復讐の鬼のような表情から、蘇った母性による慈悲深い表情へ。
結果、誘拐という形になった萌子とどう暮らしていくんでしょうか?
萌子は紘海を自分のママと勘違いしています。
加害者と被害者の立場が入れ替わった紘海と結城。
先が読めないドラマです。
1話の評価は…7