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連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

ラスト2話はあえてまとめての記事にしました。

第9話を見終えて、これは最終回とあわせての記事にした方が良いなと判断したからです。




その判断は正解でした。9話では明らかに恣意的なほど、佐伯(内野聖陽)を悪者にしようとしていたのでそれはミスリードなんだろうなと思っていましたので…



TBS 日曜21時

「ブラックペアン2」第9話、最終回


主演…二宮和也

脚本…槌谷健(9・終)、守口悠介(9)

演出…西浦正記(9・終)



8話は天城(二宮和也)の瀕死のピンチに双子の弟である渡海(二宮和也)が現れ、自分はダイレクトアナストモーシスはやらないと言うところで終わりましたが、




自分は佐伯式などを使い、ダイレクトアナストモーシスはAIのエルカノを使い佐伯がやることになりました。




手術は無事成功しますが、元気になった天城は、自分の養父(大和田伸也)は佐伯の医療ミスの罪を押し付けられたと調べあげ、佐伯に詰め寄ります。





その医療ミスをされた患者は今も生きていて、その人を佐伯は密かに入院させ続けていました。





9話は隠そうとする佐伯と暴こうとする天城のかけひきが描かれました。





最終回は更にホントのところはどうだったかが明らかになりました。




難手術を行っているのに、阻止しようとする真行寺(石坂浩二)からの電話に出たり、佐伯が手術に加わり、オペの最中なのに実は…って話を始めて手が止まったり、



話はあとにしてまず手術をやりなよって感じでした。




最終回は枠拡大で尺はたっぷりあるので、世良(竹内涼真)も容態が悪くなった結衣(堀越麗禾)の手術をして、手術シーンがたっぷりで、食傷気味になりました。




9話も最終回もセリフでの説明が多いので話についていくのが一苦労でした。

夏バテで頭が朦朧としている身にはキツいんですね。




結局、佐伯は悪くなく、むしろ養父のミスをカバーしたらしく、真行寺をはじめ天城の養父、佐伯たちはダイレクトアナストモーシスを模索しながらうまくいかず封印しようとしたようです。




奇しくも天城という異端の天才が現れそれを実現せしめたのです。




佐伯は院長選挙に敗れ、天城は病院を去り、世良は系列の病院に異動しました。




ラストは唐突に天城がオーストラリアで亡くなり、世良は高階(小泉孝太郎)がセンター長になったスリジエハートセンターで働き、




渡海も猫田(趣里)も働いてるらしきところで終わりました。

また続編がありそうです。




ハッタリが多く、無理くりな展開もあり抵抗もありましたが、ついつい最終回まで見てしまいました。

ま~作り方が上手いんでしょうね。




9話、最終回ともに評価は…7











7日放送の7話と14日放送の8話をまとめてのざっくりした感想になります。



このドラマは夏(松雪泰子)が社長になり、前社長の謙一(神保悟志)殺しは誰か、密子(福原遥)の姉鞠子(泉里香)はなぜ火事の現場で死んだのかが分かれば終わりかと思ってましたが…



日本テレビ  土曜22時

「マル秘の密子さん」第7、8話


主演…福原遥

脚本…丑尾健太郎(7・8) 、ばばたくみ(8)


演出…伊藤彰記(7)、苗代祐史(8)





7話では謙一殺しは坂東(黒羽麻璃央)だとわかりました。不正を行っていたようでそれがバレるのを恐れて殺したようで、想像以上にワルいヤツでした。



ただ鞠子が死んだ火事にはからんでいないようで、その謎は残りました。




遙人(上杉柊平)や美樹(渡辺真起子)の立場は更に悪くなり、夏が社長になり九条家の同族経営は無くなることになります。




しかし、このドラマがしぶといのはここでもうひとひねりあり、7話のラストで鞠子が死に、謙一が助け出された現場に夏がいたという回想が…。




8話になると社長になった夏は密子を遠ざけはじめ、火災現場の防犯カメラのデータを見た上で捨ててしまいます。



夏は謙一を助け、鞠子は見捨てたようです。どちらかを助けるしか無理だったんでしょうが…。



ただ謙一に近づく目的で仕組んだなら悪質ですね。




8話の段階では夏が実は悪女かはまだ曖昧なままです。

次回からは今度は夏を社長から引きずりなおろす話になるようですが…




7話から遙人は社長にならずにすむことを解放され、政治家との癒着を断ち切れたらやめていいってことのようでした。




密子を好きな感じをはっきり出し始めましたが、夏と密子が対立すると、密子を好きな夏の息子、智(清水尋也)の立場はどうなるんでしょう。




松雪泰子が含みのある演技で底知れない感じがいいですね。




7話、8話の評価は…7





私めは犬種では柴犬が一番好きなので、今回の身元不明の遺体のそばにいた遺留犬マコトの可愛さ、いじらしさに心をつかまれました。




日本テレビ  土曜21時

「GO HOME~警視庁身元不明人相談室~」第7話(9月7日放送分)


主演…小芝風花

脚本…八津弘幸、佐藤友治

演出…菅原伸太郎




犬の散歩中に急性大動脈解離で亡くなった女性は身元を証明するものを持ち去られていて、誰かがわかりません。



犬の名はマコトとわかり、このマコトをアイコンにしたSNSから飼い主の女性はチアキと言い、多くの男性と婚活アプリを通じて会っていたことがわかります。




桜(小芝風花)と真(大島優子)は男性たちに会って話を聞きますが、チアキが何者かはイマイチつかめません。結婚詐欺師だったのでは?という疑いまで出始めます。




マコトのトリミングショップが分かり、そこを訪ねて、ようやく担当の真由美(宮本茉由)からチアキは川崎千明(大後寿々花)という名で箱根の旅館の娘だと教えてもらいます。




その実家を2人は訪ねますが、父親(金田明夫)は遺骨を引き取ることを拒みます。



何があったのかそれはわかりません。

桜は千明と真由美は恋愛関係にあったのではと推測します。

室長(吉田鋼太郎)には踏み込むなと咎められますが、桜は真由美に再度あって話をして、真由美にすべてを聞きます。




真由美の両親は娘が同性愛者であることを受け入れてくれましたが、千明と2人で千明の両親に会いに行っても父親は頭ではわかってもどうしても…と理解してもらえません。




その後、2人は別れてしまったようです。しかし、旅館の跡継ぎさえできればよいならと千明は諦めずにゲイの男性から人工授精で子どもを作ることも模索していました。




桜からそれを聞いた真由美は再度千明の両親に会いに行き、千明が帰りたかったのはここだったのでどうか引き取ってあげてと懇願し、父親もやっと許してくれます。



マコトは真由美が飼うことになり、千明が買っていたペアリングの千明の分はマコトの首輪に、渡せてなかったもう片方は真由美に渡されました。

粋なはからいでしたね。




まだまだ理解されにくい女性の同性愛者を踏み込んで描きましたね。

ただ、なんで千明が婚活アプリでいろんな男性に会っていたかは謎でした。




第7話の評価は…7