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連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

冒頭のフラッシュモ゙ブのシーンで、自分だけ聞いてなかった西山(赤堀雅秋)が、研修医たちに「ほう・れん・そう」が大事って言ってるだろ!って怒ってましたが…



こちらは割と知られてますね。「報告・連絡・相談」です。

今回は逆に上司や指導者側が心がけることとして「おひたし」というのがあることを知りました。




「怒らない・否定しない・助ける・指示する」だそうです。

研修医に腹を立てる榎本(菅野莉央)に、同期の本郷(溝端淳平)がたしなめるシーンで言われました。

何とも過保護な世の中ですね。




TBS  火曜22時

「まどか26歳、研修医やってます!」第6話


主演…芳根京子

脚本…原野吉弘

演出…大内舞子




このドラマの脚本は奇数回はチーフの前川洋一が書き、偶数回は他の脚本家が交互で1回ずつ書いています。




やはり脚本の出来はベテランらしく前川洋一担当回がよくて、その差がかなりあります。

今回は残念ながらちょっとハズレ回。




私めが苦手なフラッシュモ゙ブが冒頭出てきた時点で、こりゃダメだと思いました。

せっかくまどかが救命救急センターという重要な研修先にいるのに、なんでこんなシーンから?とがっかりでした。

私めが望まない菅野(鈴木伸之)との恋愛要素も強めてきたし…。




とはいえ、前回に引き続き救命救急センターの指導医城崎(佐藤隆太)がいかに優れた医師かが今回も描かれました。

そこは良かったです。




今回強調して描かかれたのは医療はチームとして当たれば更に良くなるってことで、



医師1人で背負いこまず、院内のいろんな役割の人たちの協力を得るという考えは進んだ考えだなと感心しました。




今回入院した小学校の先生も1人で背負いこまずもっと協力体制があれば良かったんでしょう。



城崎はやけにカッコよくて佐藤隆太は役得ですね。




しかし、冒頭のフラッシュモ゙ブに、小学校の先生の退院祝いだけで十分なのに、最後のまどかの誕生日祝い要りましたか?

研修医たちが能天気に見えすぎてゲンナリでした。




6 話の評価は…6







このドラマは今回入れてあと3話となりました。

有木野(松田龍平)が触れたがらない織田(中村蒼)の死の真相について、重要なキーマンである阿川(三上博史)が登場し、

最終章が始まった感じです。



期待通り、怪優三上博史が加わって、ドラマが更に引き締まり緊張感が増しました。



NHK 火曜22時

「東京サラダボウル」第7話


主演…奈緒、松田龍平

脚本…金沢知樹

演出…水元泰嗣




せっかく心通じあう仲になったのに、有木野の最愛の人、亡き織田が鴻田(奈緒)が警察官になるきっかけを作ったと有木野が知り、2人の間には溝ができ始めます。




有木野にとっては振り返りたくないツラい過去なのに、皮肉にも鴻田はあの時の人物が有木野と深いつながりがあったと知り、より詳しく知りたがるのです。




下世話な興味などではなく、あくまで鴻田の性格上、有木野と真摯に向き合いたいからなんですけどね。

有木野は頑なに拒みます。




そんな中、鴻田は阿川とバディになります。阿川はかつて織田とバディを組んでいて、誤訳事件を起こし、それがもとで織田は死んだようで、




八柳(阿部進之介)の話ではその誤訳の情報を漏洩したのが有木野だと言われているとのことでした。




だいぶ輪郭は見えてきましたが、なぜ誤訳をしたのか?なぜ織田は死ななければならなかったのか?情報を流したのはホントに有木野なのか?はわかりません。




更に複雑なことに第3話、4話でやった人身売買にからんでいたボランティアと呼ばれるシウ(絃瀬聡一)と阿川はつながっているようで、阿川は悪徳刑事なのか、何かを暴こうとするため接近しているのか、そこはわかりません。




神様がチャンスをくれたという阿川の言葉が意味深でした。

三上博史の微妙な表情の変化で演技する顔芸は健在で嬉しくなりますね。




あと2話、どんな展開になるのか楽しみです。

7話の評価は…8

今回は電車内で殺人が起きた際にその車両に乗り合わせていた人々が次々に殺される不可解な連続殺人事件。



薪(板垣李光人)の大学からの親友で、亡くなった鈴木(中島裕翔)の婚約者でもあった解剖医の三好(門脇麦)がフィーチャーされたエピソードでした。




フジテレビ 月曜22時

「秘密~THE TOP SECRET~」第4話


主演…板垣李光人、中島裕翔

脚本…佐藤嗣麻子

演出…松本佳奈




しかし、冒頭のこれまでの振り返りダイジェスト長かったですね~。 

ここまで長く説明しないと途中から見る人にはわからないなら、それ自体なかなか連ドラとしてはキツいですよね。




…で、MRI捜査ってものが分かっているような分かっていないような状態で、更に貝沼(國村隼)についても何だかわからないままで、




モヤモヤしたまま、また謎めいた事件が始まるので、どうもまだどう見てよいのやらですね。




三好は鈴木とそっくりの青木を見てもあまり動揺してなくて、プロとして接してるんでしょうが、そのあたりの感傷的なことはあまり触れないんですね、このドラマって。




薬剤師を誰が殺したのか?

なぜ乗り合わせた人たちは殺されるのか?

なぜ彼らは特定されたのか?




そして、電車内ではウイルスがバラまかれていたらしいのですが、それはなぜか?




疑問だらけで話はまだ続きます。

三好は穴があいた手袋か何かのせいで感染してしまったらしいんですが、なぜか青木は自分にもうつしてくれ!と意味不明のことを言います。




門脇麦も中島裕翔もキャストは懸命に熱演してますが、どうも話についていけず困惑しております。




薪と同乗したヘリでもそうでしたが、どうも青木の暴走ぶりが不可解でなりません。




4話の評価は…7