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連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

どうもこのドラマって、説明してほしい部分を省略しすぎていて、疑問が累積していく一方で、だんだんしんどくなってきました。




ずっとこんな感じで進んでいくんでしょうか?リタイアも視野に入れないと…とさえ思えてきました。




フジテレビ 月曜22時

「秘密 THE TOP SECRET」第5話


主演…板垣李光人、中島裕翔

脚本…佐藤嗣麻子

演出…松本佳奈





今回は薬剤師刺殺事件とその電車に乗り合わせていた乗客連続殺人事件の後編でした。




わかったのは薬剤師さんは、いつも席を譲るお婆さんがいて、そのお婆さんを座らせてあげたくて、荷物を席に置いてる人にお願いしたのでした。




しかし、その男はイカれたヤツだったのか、その程度のことで逆上し、薬剤師を刺したのです。




それが前回、カプセルホテルでウイルス感染して死んでいた男でした。




では、そのウイルスをバラまいたのは誰なのか?それは薬剤師さんと同郷で思いを寄せていたウイルス研究者の王でした。




ウイルスを持ち運んでいた王は、薬剤師さんが刺されたら駆け寄り、パニック状態になり逃げる乗客たちによりウイルスがバラまかれ、踏まれて車内に蔓延してしまったのです。




青木(中島裕翔)のおとり捜査で、王が見つかりました。

付け爪をして感染したふりをし、おびき寄せたんです。




しかし、王はウイルス感染を治す薬は無いと言います。

結局席を譲っていたお婆さんが感染していなくて、その血清で治せるようにしたようです。




…とまぁ、書き連ねましたが、私めにはふつふつと疑問がわくばかりでした。




大体このウイルスはどう感染するのかよくわかりませんでした。

お婆さんは感染してなかったのは真っ先にその場から逃げたからじゃないんですかね?




そのお婆さんも最低なお婆さんでしたね。死んだ薬剤師さんのことを善意ぶっていやらしい!と悪口言ってました。

なんでこんなバアさんのために多くの人が死ななきゃならなかったか、気分が悪くなりました。




そもそも、王はそんな危険なウイルスを無防備に持ち運んでいたのかも謎でした。




そして、最大の疑問はなぜ王は感染した乗客たちを残忍に殺したかです。

感染を広げたくないなら、正直に申し出て名乗り出てもらえばいいし、




コツコツと爪の変色を見つけながらって、そんな悠長なことしてる場合ではなかったのでは?




仮に殺されるまで見て見ぬふりしたのを怒っているなら、それはあんまりではないかと。



刺した男を見つけ出して殺すならわかりますが…。

どうにも納得できませんでした。




原作とは変えてるんでしょうが、そもそも原作もよくわからないんでしょうか?




あと、雪子(門脇麦)が、青木がメガネをはずして初めて鈴木に似ているって気づいたみたいなシーンがありましたが、




メガネかけてても十分似てますって!とツッコミそうになりました。




あと、MRI捜査の映像で見た秘密を寝言で喋ることを恐れる薪(板垣李光人)。

だったら職場で寝ないで、家に帰って寝たら…。




5話の評価は…6






4話がせっかく良かったのに、前回またダメになってしまい、今回はまた4話の脚本と同じ人になったので良かったです。




脚本担当によりこうも変わってしまう点では「日本一の最低男」と似てますね。

いかに脚本の良し悪しが大事かがよくわかります。




フジテレビ 月曜21時

「119エマージェンシーコール」第6話


主演…清野菜名

脚本…小柳啓伍

演出…並木道子




この脚本家が書く回は通報にいかに指令管制員が対応するかを、あくまで中心にすえてスリリングに描こうとしています。

それが良いなと私めは思うのです。




もう1人の脚本家はとかく通報指令センターからヒロインを外に出したがる傾向があり、それがせっかくのテーマを薄めてしまうんです。




今回は前回訓練中に負傷した消防救助隊の上杉(酒井大成)がジョブローテーションで司令課に来て、指令管制員の仕事をすることになり、その視点を通じて通報にはいろんなものがあり、臨機応変な対応が求められることが描かれました。




上杉は任務について早々に火事になりそうなのを食い止めたので結構楽勝とあなどります。




いたずらや、頻繁にかけて来ては救急車が行くと大丈夫と言う老人にも対応するのを見て、なんでそこまでするのかと上杉は疑問に感じます。




そして、会社で社長が刺されたという警察にかけた方がいいのでは?という通報があり、上杉はマニュアル通りに話を進めようとします。




すると、まだ犯人が近くにいることを察知した堂島(佐藤浩市)がとっさに代わり、YESかNOかで答えさせたりして、通報者の安全を考慮した対応をします。





犯人は現行犯で逮捕され、社長は死亡したとテレビで報じられ、ショックを受けた上杉は堂島にこう言われます。



「おまえ人間なめすぎだな。100の通報があれば、100のケースがある。完璧な対応ができるわけないだろ。ひたすら聞くんだよ、通報者の声を、音を…」




出ました!堂島の名言!

今やこのドラマの見どころの1つですね。




このあとも夜中に男から逃げてる女性が

、いつもの老人が通報してくる場所の近くなので、粕原(清野菜名)と高千穂(中村ゆり)が連係プレーで老人用に出動した救急車に逃げ込ませたり…




タクシーの中で産気づいた女性をそのまま出産に導いたり、




今回はイレギュラーな通報のオンパレードでした。

上杉はどこまでわかってくれたんでしょうか?




兼下(瀬戸康史)の言うように、現場だけが主役じゃないと気づいて、同期の与呉(一ノ瀬颯)をリスペクトしてくれたらいいんですが…。




6話の評価は…7



長期滞在客の村上(小日向文世)はてっきり別の宇宙人かと思っていましたが、まさかの未来人でした。




宇宙人と未来人が混在するドラマって(笑)ますますスゴいドラマになってきましたね。




日本テレビ 日曜21時

「ホットスポット」第7話


主演…市川実日子

脚本…バカリズム

演出…松田健斗



「月曜から夜ふかし」のディレクター岸本(池松壮亮)は取材NGでボツになった「メガネの男」ネタを諦められず、




その素材を総合演出(眞島秀和)に見せて興味を持たれホテルの敷地外なら取材してもいいのではと追加取材のOKをもらいました。




そこでまたADの松崎(前田旺志郎)を伴いホテルにやってきます。




今回はタクシーの運転手さんから、メガネの男が巨漢を運ぶドライブレコーダーの映像を見せてもらい、小野寺(白石隼也)ではなく、高橋(角田晃広)だとわかります。




街頭インタビューで由美(夏帆)と瑞稀(志田未来)の話も聞けて、その件を切り込みますが、口の軽い2人が珍しく高橋をかばってはぐらかしていました。




しかし、岸本はウソを見抜く能力に長けていて、高橋が宇宙人であることをより確信します。




ホテルの近くで待ち構え、高橋に直撃しますが否定され、なおもしつこく聞こうとすると車にはねられ、高橋に救われます。




高橋は命を救ったんだから、岸本もこちらの生活の邪魔をしないように頼みます。




それを守らないと良からぬことが起きると高橋は脅しますが、ここの角田晃広の凛々しさが笑えましたね。




岸本はそんな高橋の願いは無視して、総合演出に見せようとしますが、ドライブレコーダーのデータは消えていました。




さすがに岸本も諦めたようです。

高橋の言う通り、災いが起きたのには驚きました。





ウソも交えて岸本をビビらせようとする高橋の態度には笑えましたね。

2話で小学校の屋上から悪者を懲らしめた時と同じで凛々しさが逆に笑えるのは角田晃広が演じていればこそでしたね。




村上は受験生で宿泊していた上村と同一人物なんでしょうね。

取り壊しになるはずのホテルにどうにかしようと未来から来たんでしょうか?




7話の評価は…7