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連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

松本若菜はこれからも応援していきたい女優さんなんですが、だからといってどのドラマでも見ていられるかと言うとそうとは限りません。




このドラマは見続けるのを断念せざるをえないようです。




フジテレビ  木曜22時

「わたしの宝物」第3話


主演…松本若菜

脚本…市川貴幸

演出…楢木野礼




我が子が産まれたら、あんなに酷いモラハラを妻の美羽(松本若菜)に繰り返していた宏樹(田中圭)は別人のように、




優しくなったし、笑顔を見せたり、子どもの写真を携帯の待受にするくらいメロメロになりました。




そうなると、幼なじみの冬月(深澤辰哉)

との間の子どもと知りながら、それを隠して産んでしまった美羽が、




その罪悪感にさいなまれながら育てていくのか?宏樹に知られたら、冬月に知られたらどうなるのか?

って話になっていくんでしょうが、




そんな状況に陥っていく美羽の姿を見続ける意欲を、これから忙しくなる年末に向けて持ち続けられる自信がありません。




今回のラストで、都合よく図書館で美羽と、テロで死んだのは誤報で無事帰ってきた冬月が偶然に会うというシーンを見て、




これは無理だ…となりました。

松本若菜さん、次の主演ドラマに期待します。








近年、野呂佳代が出演するドラマはなぜか良作が多いんですよね。



「エンジェルフライト」

「ブラッシュアップライフ」

「舟を編む」

「アンメット」

「西園寺さんは家事をしない」



これらの中でホッとするような存在感をしめすのがこの人ならではで、それはこのドラマの中でも遺憾なく発揮されてるのがよくわかる第3話でした。




テレビ朝日 木曜21時

「ザ・トラベルナース」第3話


主演…岡田将生、中井貴一

脚本…香坂隆史

演出…片山修




マッチングアプリで熱心に彼氏を探している福美(野呂佳代)は、寮母のたま子(池谷のぶえ)に運命の人と出会うと予言されます。



そんな時に入院してきて福美が担当することになった三原(馬場徹)は福美がマッチングしたのにデートに来なかった相手でした。




福美は三原を好きになってしまい運命の人と勘違いしてしまうんですが…という話でした。




フーテンの寅さんのナース版みたいな話で、結局三原が好きだったのは元地下アイドルでナースインフルエンサーのゆずっこである新米ナースの柚子(森田望智)。



推しのゆずっこと会うことができ、もっと長くいたくて三原は詐病してまで入院を延ばしたのでした。




そんな福美の失恋エピソードにからめて神保(要潤)に替わり外科部長になった大貫(マキタスポーツ)の医者至上主義が静(中井貴一)たちにこらしめられたり、




このドラマらしいナースたちの活躍もきちんと盛り込まれていて、安定感のある内容でした。





第3話の評価は…7





3話のラストで、このドラマもこの枠の恋愛ドラマにありがちな三角関係や四角関係をめぐる話になってしまうのか?と危惧しましたが、




4話を見て、そうはなりそうもないのでホッとしました。




TBS  火曜22時

「あのクズを殴ってやりたいんだ」第4話(10月29日放送)


主演…奈緒

脚本…泉澤陽子

演出…石井康晴




今回を見て、このドラマが他の恋愛ドラマと何が違い、ユニークなのかがより明確になった気がします。




それはほこ美(奈緒)にとっても、海里(玉森裕太)にとっても、ゆい(岡崎紗絵)にとっても恋を阻むのはボクシングであるということです。




特に皮肉なのはほこ美はボクシングに魅了されていくのに、海里は兄と慕う大地(大東駿介)を自分のパンチで死なせてしまったトラウマゆえにあんなに好きだったボクシングに背を向けざるをえなくなっているという反比例さでした。




ゆいは自分もボクサーになりたかったけど網膜剥離で諦めなければならなくなり

、海里に夢を託してセコンドになったのでした。




そしたら、大地の死により、海里はボクシングをやめ、自分ももうセコンドにはつかなくなりました。




7年の歳月を経て、ほこ美がボクシングを習い始めて、ゆいは期待の女性ボクサーの試合に久々にセコンドにつくことに。



ようやくまたトレーナーとして前に歩み出そうとなったのです。




そんな姿を見てもらいたくてゆいは海里に試合のチケットを渡し、見にきてと頼みます。



海里は会場に足を運びますが、やはりトラウマから吐き気がして試合は見られません。しかし、再スタートしたゆいのために見たと嘘をつきます。




そんな自分への苛立ちからか、海里は試合後のリングに上がってみたほこ美にツラい言葉をぶつけます。




海里のボクシングへのトラウマが恋の行く手に大きく立ちはだかり、この先どう解消されるのかという興味がわきました。



更に、ほこ美の同僚の撫(玉井詩織)がほこ美への敵意をむき出しにしました。

海里のアシスタントの悟(倉悠貴)もどうも怪しいです。

この2人がキーマンにもなりそうです。




第4話の評価は…7