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連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

長期滞在客の村上(小日向文世)はてっきり別の宇宙人かと思っていましたが、まさかの未来人でした。




宇宙人と未来人が混在するドラマって(笑)ますますスゴいドラマになってきましたね。




日本テレビ 日曜21時

「ホットスポット」第7話


主演…市川実日子

脚本…バカリズム

演出…松田健斗



「月曜から夜ふかし」のディレクター岸本(池松壮亮)は取材NGでボツになった「メガネの男」ネタを諦められず、




その素材を総合演出(眞島秀和)に見せて興味を持たれホテルの敷地外なら取材してもいいのではと追加取材のOKをもらいました。




そこでまたADの松崎(前田旺志郎)を伴いホテルにやってきます。




今回はタクシーの運転手さんから、メガネの男が巨漢を運ぶドライブレコーダーの映像を見せてもらい、小野寺(白石隼也)ではなく、高橋(角田晃広)だとわかります。




街頭インタビューで由美(夏帆)と瑞稀(志田未来)の話も聞けて、その件を切り込みますが、口の軽い2人が珍しく高橋をかばってはぐらかしていました。




しかし、岸本はウソを見抜く能力に長けていて、高橋が宇宙人であることをより確信します。




ホテルの近くで待ち構え、高橋に直撃しますが否定され、なおもしつこく聞こうとすると車にはねられ、高橋に救われます。




高橋は命を救ったんだから、岸本もこちらの生活の邪魔をしないように頼みます。




それを守らないと良からぬことが起きると高橋は脅しますが、ここの角田晃広の凛々しさが笑えましたね。




岸本はそんな高橋の願いは無視して、総合演出に見せようとしますが、ドライブレコーダーのデータは消えていました。




さすがに岸本も諦めたようです。

高橋の言う通り、災いが起きたのには驚きました。





ウソも交えて岸本をビビらせようとする高橋の態度には笑えましたね。

2話で小学校の屋上から悪者を懲らしめた時と同じで凛々しさが逆に笑えるのは角田晃広が演じていればこそでしたね。




村上は受験生で宿泊していた上村と同一人物なんでしょうね。

取り壊しになるはずのホテルにどうにかしようと未来から来たんでしょうか?




7話の評価は…7




このドラマも「クジャクのダンス、誰が見た?」が陥っているのと同じで、序盤からグイグイ行ったがゆえの失速感かここに来て出始めていますね。




作品的な質が落ちているわけではないんですが、いろんな謎を引っ張り過ぎてるからですかね。




TBS 日曜21時

「御上先生」第6話


主演…松坂桃李

脚本…詩森ろば

演出…宮崎陽平




雑誌に御上(松坂桃李)の兄の記事が載ったので、生徒たちがざわつき出し、ちゃんと説明すべきであると御上は兄・宏太(新原泰佑)の死について語りました。




宏太は発達障害の生徒が中高一貫校なのに高校へ上がれないことを学校側に抗議したようです。



しかし、それは相手にされず、クラスでも無視され心を病み、遂には放送部だったので放送室から最後の抗議をすると感電死で自死したのでした。




隣徳の養護教諭の一色(臼田あさ美)は宏太の親友でした。

隣徳の闇を暴いてほしいと文科省に御上を訪ねてきて頼んだのも一色だったのです。




隣徳の闇とは何なのか?

それは冴島(常盤貴子)が頑なに口を閉ざすことにもつながっているのかもしれません。




槙野(岡田将生)が無念を晴らしたい同僚の死も絡んでるんですかね。




6話の評価は…7




今回は客が来ても来なくても、どっちみち吉原の女郎たちはツラいのだってことでした。



吉原のリアルを踏み込んで描くところにこのドラマの凄みを感じます。




NHK  日曜20時

「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第8話


主演…横浜流星

脚本…森下佳子

演出…新田真三




西村屋(西村まさ彦)が作った新吉原細見と、蔦重(横浜流星)が作った「籬の花」は共に売り出され競い合いますが、



安価で花の井改め瀬川(小芝風花)の名も載っている「籬の花」が圧勝します。




そのおかげで瀬川を見たさ会いたさに吉原には客が詰めかけます。




いろんな座敷をかけもちし、大枚をはたく金持ちの客とは夜を共にしなければならず、瀬川はヘトヘトの日々を送っています。



そんな実状を知り蔦重は文句をつけますが、松の井(久保田紗友)は瀬川がさばききれない客を相手にしている自分やうつせみ(小野花梨)はどうなっても良いのか?と逆に言い返されます。



今回切なかったのは、瀬川は幼なじみでも蔦重に対して恋愛感情があるのに、蔦重は幼い頃から女郎に恋愛感情を持たないように教えこまれているので同志としてしか考えてないというすれ違いが明らかになったシーンでした。




蔦重がやることに身を削ってでも協力しようとするのは蔦重を愛すればこそなのに、女心に鈍い蔦重はそれに気づいてあげないんです。

瀬川の複雑な思いを小芝風花が巧みに演じてましたね。




九郎助稲荷(声:綾瀬はるか)が「バ~カ、バ~カ」と言ってましたが、まさにそうでしたね。




蔦重は瀬川が幸せになるのを切に願っていて、それは良い金持ちに身請けされることで、




ならば、そうなってもいいかと瀬川の心は傾いていくようです。

鳥山検校(市原隼人)という盲人のトップに君臨する客が現れ、この人に身請けされることになるようです。




一方、蔦重の仕事の方では、鱗形屋(片岡愛之助)が牢屋から出てきて、早速「金々先生」という青本を出しヒットさせました。



これ幸いと鶴屋(風間俊介)ら蔦重を心よく思わない地本問屋たちは、鱗形屋をまた元に戻し、蔦重を仲間に入れるのは反故にすると伝えに来ます。




吉原の旦那衆たちも揃っている場で、吉原者を毛嫌いする人が多いからとひどいことを言う鶴屋を、




耐えきれずに駿河屋(高橋克実)は階段から蹴り落とします。

吉原に関する本は一切出させねぇからな

!と宣戦布告します。




蔦重&吉原vs地本問屋の戦いはどうなっていくのか?楽しみになりましたね。




8話の評価は…8