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連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

冬ドラマアカデミー賞、続いては最優秀主演女優賞の発表です。




今クール私めが最終回まで見た中の女優主演作品は…




清野菜名

「119 エマージェンシーコール」


奈緒

「東京サラダボウル」


芳根京子

「まどか26歳、研修医やってます!」


上白石萌音

「法廷のドラゴン」


広瀬すず

「クジャクのダンス、誰が見た?」


市川実日子

「ホットスポット」



以上6作品でした。





奈緒か広瀬すずかで悩んだ末に最優秀主演女優賞に選んだのは…




広瀬すず

「クジャクのダンス、誰が見た?」




助演男優賞でノミネートした松山ケンイチ、成田凌、磯村勇斗ら勢いのある実力派に囲まれ、更にリリー・フランキー、藤本隆宏、西田尚美、瀧内公美、酒向芳、酒井敏也ら個性的クセものたちもいる中で、しっかりと主演女優たりえたのはあっぱれ!と評価しないわけにはいきません。




亡くなった父親が実の父親でないと知ってもなお、父親の遺志を継いで真実を明らかにしようとするヒロインの信念の強さを凛として演じました。




度々、涙を流すシーンもありましたが、泣き顔の美しさは流石!広瀬すずでしたね。


冬ドラマアカデミー賞、続いては最優秀助演男優賞です。




ノミネートしたのは以下の役者さんたちです。




三上博史

「東京サラダボウル」



登場まで随分焦らされました。いつ出てくるのか待たされて終盤やっと出てきました。



なので登場回数は少なかったですが、登場するなりピーンと緊張感が画面にみなぎる強烈な存在感で、善悪見きわめづらく流石の怪演でした。




松山ケンイチ、成田凌、磯村勇斗

「クジャクのダンス、誰が見た?」




誰か1人というわけにいかず、3人まとめてのノミネートになりました。

終わってみれば成田凌と磯村勇斗の演技は過剰気味ではありましたが、3人それぞれ個性的な演技でヒロインを支え、盛りたてました。




特に松山ケンイチの広瀬すずとのやりとりはシリアスでヒリヒリした展開が続く中で、ホッとできるコミカルさがあり、シリアスとコミカルの絶妙な演じ分けが松山ケンイチならではでした。




奥平大兼

「御上先生」




早くから将来有望な逸材と注目されながら、特に連ドラでは役に恵まれなかった人で、ようやくポテンシャルを遺憾無く発揮するチャンスを得ました。




実力派が揃った生徒役の若手キャストの中でも頭抜けた存在で、難しい心理表現も繊細に演じきりました。






角田晃広

「ホットスポット」



角田晃広演じるホテルマン高橋さんが実は宇宙人と初回でわかった時には吹き出しましたね。




角ちゃんに宇宙人やらせるとは(笑)

同じ事務所で昔からよく知るバカリズムだからこその名キャスティング。

この面白さで最終回まで見事にひっぱりました。





以上6人の中から最優秀助演男優賞に選んだのは…





角田晃広

「ホットスポット」




これは文句無しですね。何ら悩まずに決めました。

最高でしたね、高橋さん。

見た目はただのおじさんなのに、宇宙人だから変にプライドがあったり、頼まれたら断れない人間味があったり、




カッコつければつけるほど可笑しいというのがまさに絶妙でした。




「特別ね…」というセリフがまだ耳にこびりついています(笑)



冬ドラマアカデミー賞、続いては演技賞です。

まずは最優秀助演女優賞から。

ノミネートしたのは以下の人たちです。




夏木マリ

「プライベートバンカー」




非現実的なヘアスタイルで、病に倒れた夫に代わり、大富豪一家を束ねるゴッドマザーを怪演。




この夏木マリの存在無くしてこのドラマは成り立たなかったと思えるほどでした。

こういうクセの強い演技ができる女優さんはますます貴重になっていきますね。




増田梨沙

「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」




なかなか子役さんをノミネートすることは少ないんですが、「放課後カルテ」の居眠りしてしまう女の子役に続いて、このドラマでも名演技を見せてくれて、選ばないわけにはいきませんでした。




度々泣かされましたが、中でも評価で9をつけた第6話は、実の父親が現れる回で1話の中でこんなに泣かされるかというくらいひまりちゃんの健気さに泣きました。





堀田真由

「御上先生」



殺人を犯してしまった教師の娘を緊迫感みなぎる演技で見せました。

拘置所の接見室での演技なので、動きは制約され、表情やセリフだけの表現でしたが、ギスギスした鋭い感じが徐々にやわらいでいくプロセスを細やかに演じてみせました。




やはりこの人のポテンシャルは並々ならぬものがありますね。

こういう難しい役こそ光る女優さんです。





鈴木杏、平岩紙、夏帆

「ホットスポット」




こちらは3人まとめてのノミネートです。

ヒロインの親友と、同僚を演じましたが、バカリズムらしい超ナチュラルゼリフをサラッと演じる力量の高さを見せてくれました。




特に角田晃広演じる宇宙人高橋さんをいじるセリフが3人とも絶妙で度々笑わせてもらいました。





以上6人の中で最優秀助演女優賞に選んだのは…




増田梨沙

「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」




子役さんが最優秀受賞は珍しいんですが、今回ばかりは選ばないわけにはいきません。

「ホットスポット」は集団芸ですからね。




彼女が将来どんな女優さんになるか楽しみです。