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連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

今回は前回の続き、後編です。

京都の和菓子屋で主人が急逝し、「けったいな遺言」をのこしたために、本妻(山村紅葉)の息子正臣(小関裕太)と、妾(床嶋佳子)の息子野心(白洲迅)の間で、熾烈な後継者争いが起きてしまうという話でした。




日本テレビ 土曜21時

「相続探偵」第5話


主演…赤楚衛二

脚本…西荻弓絵

演出…菅原伸太郎




なかなか最近は「妾」って言葉は聞かなくなりましたが、今回は何度も出てきて、今のご時世使っていい言葉だったっけ?とドキドキしてしまいました(笑)



父親から和菓子屋「鳳凰」の「名」を譲られた野心は、次々に新たな支店を展開していき安価なものも出したりして評判になります。




一方、「鳳凰」の菓子作りの「実」を譲られた野心は、屋号は使えないので「野心」と店名を変えて、菓子は父親譲りの高度な技術で作り値段も下げずに売り続けます。




野心の方は客足が鈍く、経営も苦しくなっていき、その後「鳳凰」の方も味が良くないとの悪評がSNSで高まり、こちらも苦しくなっていきます。




そんな彼らを見過ごすわけにいかず、灰江(赤楚衛二)は両者を巧みに一堂に会するように持っていきます。




結局、お互い欠けてる能力を補いあってやっていくのが一番良いと異母兄弟が和解するという展開でした。




ちょっとできすぎですが、そうなるべくしてなった感じですね。

息子たちの力量をわかっていた父親の賭けとも言える遺言でした。




何だか令子(桜田ひより)の母親(中島ひろ子)の胃がんエピソードは付け足し感が強く、こちらは別にやれば良かったのにと思いました。





5話の評価は…6






ここまでの緊張感がスゴかったせいか、今回はゆるんで見えましたね。



謎のままのことはかなり多い上に松風(松山ケンイチ)の父親で、赤沢(藤本隆宏)の元上司らしき久世(篠井英介)という新キャラまで出てきて、何かボヤけてきたように思います。




TBS  金曜22時

「クジャクのダンス、誰が見た?」第5 話


主演…広瀬すず

脚本…金沢知樹

演出…青山貴洋




心麦(広瀬すず)と松風は東賀山事件で力郎(酒向芳)を弁護した三木田(石丸謙二郎)に会いに行きました。




かなりキーマンなので、重要なことを聞けるかと思いきや、大したことは聞けず、なぜ三木田は春生(リリー・フランキー)に松風を推薦したかの理由がわかったくらいでした。




演じているのが石丸謙二郎なので、どうしても裏がありそうに見えて、言ってることをすべて疑いたくなりました。




阿南検事(瀧内公美)とつながっているカラビナの男はいまだに誰かわかりません。依然としてお預けのまま。




心麦にやけに優しく、親切な赤沢の妻・京子(西田尚美)も依然として怪しさプンプンですね。





父親の出現で松風にも更に複雑さが加わりそうで、松山ケンイチの演技はさまざまな表情を見せていきそうです。




5話の評価は…7






今回はなんと遺産相続で遺言が詰将棋というこのヒロインならではのエピソードでした。



テレビ東京 金曜21時

「法廷のドラゴン」第6話


主演…上白石萌音

脚本…戸田山雅司

演出…堀江貴大



将棋が大好きだった会長(飯田基祐)が亡くなり、親族や執事(佐戸井けん太)の前で遺言がオープンになりますが、




そこには詰将棋の問題が書かれているだけでした。

どういう意味が込めれているのか、竜美(上白石萌音)はそれを解くことになります。




会長の子どもたちは金が要りようで目の色が変わります。




彼らは父親に将棋を厳しく仕込まれたので将棋を嫌いになっていました。




実は亡くなった会長は経営のために私財を投じていたので、遺産はさほど無いことがわかります。




では遺言の意味は何なのか?

ホントに遺産は無いのか?

が明かされていきます。



子どもの時のようにみんなで将棋を楽しんでほしいという遺志が伝わったのは良かったですね。




あの一件以来、人と対局したことのない竜美が虎太郎(高杉真宙)とは大丈夫になったのも良かったです。



6話の評価は…6