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連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

ちょっとジラしてしまいましたが、冬ドラマ期待度ランキング、いよいよTOPの3本を発表します。




この3本はぜひご覧になってはいかがと私めがおすすめする作品になります。




3位

12日スタート

日本テレビ 日曜22時30分

市川実日子主演

「ホットスポット」…☆☆☆☆☆☆☆☆


共演…鈴木杏、平岩紙、小日向文世、角田晃広


脚本…バカリズム

演出…水野格、山田信義、松田健斗




脚本・バカリズム、演出・水野格、プロデュース・小田玲奈は「ブラッシュアップライフ」を作ったトリオです。

これは期待しないわけにはいきませんね。




私めはバカリズムのすっとぼけた脚本が大好きでして、次はいつ書いてくれるのか心待ちしているほどです。




…で、今回はどんな作品かというと、「SF史上かつてない小スペクタグルで贈る地元系エイリアン・ヒューマン・コメディ」だそうです。

このキャッチコピーだけで既に面白そうですよね。



エイリアンと来たか~と(笑)

バカリズムは宇宙人をどうドラマにからませるのか期待はふくらみます。




富士山麓のとある町のビジネスホテルで働くシングルマザーがひょんなことから宇宙人に遭遇し…それから不思議なことが起きる…って話のようです。




市川実日子が主演ってのがいいじゃないですか。民放連ドラ初主演だそうです。




さて、どんな作品になるのか、誰が宇宙人を演じるのか、楽しみです。





2位

24日スタート

TBS  金曜22時

広瀬すず主演

「クジャクのダンス、誰が見た?」…☆☆☆☆☆☆☆☆★


共演…松山ケンイチ、磯村勇斗、リリー・フランキー、野村康太、瀧内公美


脚本…金沢知樹

演出…田中健太、棚澤孝義、福田亮介、青山貴洋




元警察官の父親を殺されたヒロインが父親が遺した手紙を手がかりに弁護士と真相に迫る本格サスペンス。




広瀬すずは本格サスペンスは初めて主演するようです。容疑者は22年前に起きた事件の犯人とされた死刑囚の息子で、その過去の事件がからんでくるようです。





原作はまだ連載中の漫画だそうでどう終わらせるんですかね?

脚本は「半沢直樹」や「サンクチュアリ」を書いた金沢知樹。

かなり脚本家の力量が問われますね。




広瀬すずと松山ケンイチのコンビネーションは良さそうです。





そして、2025年冬ドラマ期待度ランキングNo.1は…





1位

7日スタート

NHK  火曜22時

奈緒、松田龍平主演

「東京サラダボウル」…☆☆☆☆☆☆☆☆☆


共演…中村蒼、武田玲奈、中川大輔、三上博史


脚本…金沢知樹

演出…津田温子、川井隼人、水元泰嗣




外国人居住者、滞在者が増えている東新宿東署国際捜査係の女性刑事が、警視庁通訳センターからの通訳とバディを組み、さまざまな国際犯罪に立ち向かうという話。




昨年末、年間満足度ランキングの記事でもふれましたが、NHK火曜22時枠は全4本すべて年間ベスト10入りするという快挙を達成しました。




私めはこの枠に絶大な信頼を寄せています。

そのため冬ドラマ期待度ランキングNo.1はこの作品にしたいと思います。




まず民放では決して題材にしないであろう外国人の犯罪に特化しているのが、流石!NHKでそこにまずひかれました。




野菜をまぜるサラダボウルのように、今やいろんな国の人々が日本に住み、働いていますが、それぞれ問題を抱え、犯罪に手を染める者もいるわけでそこに斬り込んでいく社会派ドラマになりそうです。




奈緒と松田龍平のコンビも相乗効果を生みそうで、楽しみなコンビです。




こちらの脚本も2位の「クジャクのダンス、誰が見た?」と同じ金沢知樹です。

こちらを先に書き上げたんでしょうね。





上位3本は読者の皆さんの好み次第かと思います。

ヒューマンコメディか、サスペンスか、社会派ドラマか、お好きなものを優先してご覧下さい。



冬ドラマ期待度ランキング、本日は◎印をつけた最終回まで見ると決めている7 本を発表します。




まずは7 位から4位から…



7位

11日スタート

テレビ東京 金曜24時42分

「風のふく島」…☆☆☆☆☆☆★


主演…大友康平、黒木華、佐藤大樹、渋川清彦、駿河太郎、青木柚、桜井ユキほか


脚本…三木聡、石黒麻衣ほか

演出…池田千尋、住田崇ほか




これは1話完結のオムニバスなので1話ごとに主演が替わっていきます。

タイトルに「ふく島」と入っている通り、福島県に移住してきた実在の移住者たちをモデルにその人たちへの取材から着想を得たストーリーを毎回つむいでいくそうです。




ユニーク、かつテレビ東京らしいチャレンジングな企画で、こういった挑戦は大いに歓迎ですし、応援したいのであえて上位にランキングし世に広めたいと思います。




移住者と、元から住んでいる住民との間にはいろいろありそうですから、興味深いエピソードを見られそうです。

回によって脚本、演出、キャストが替わりますからクオリティーにバラつきはあると思いますが…。




6位

9日スタート

テレビ朝日 木曜21時

唐沢寿明主演

「プライベートバンカー」…☆☆☆☆☆☆☆


共演…鈴木保奈美、上杉柊平、土屋アンナ、橋爪功、夏木マリ、MEGUMI


脚本…小峯裕之、山岡潤平、神田優

演出…西浦正記、山本大輔、保坂昭一




唐沢寿明演じる凄腕プライベートバンカーが金融知識を武器に策動し、大富豪の資産を守るためなら何でもやる痛快マネーサスペンス。




テレビ朝日がおそらくシリーズ化を目論んでそうなニオイがプンプンする力作のようです。




プライベートバンカーとは聞き慣れない言葉ですが、資産家の資産管理を行うスペシャリストのこと。

主人公の庵野は資産10億以上の富豪しか相手にせず、豊富な知識と人脈を駆使して相続や裏金など金がらみの問題ばかりでなく、愛人問題に至るまで解決してしまいます。




チーフ演出の西浦正記はWOWOWで唐沢寿明と「フィクサー」というシリーズで組んでおり信頼のおける関係のようで、特異なキャラクターを演じると光る唐沢寿明の良さを引き出してくれそうです。




5位

9日スタート

フジテレビ 木曜22時

香取慎吾主演

「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」☆☆☆☆☆☆☆


共演…志尊淳、冨永愛、橋本じゅん、安田顕


脚本…政池洋佑、蛭田直美、おかざきさとこ、三浦駿斗

演出…及川拓郎、谷村政樹、村上牧人



香取慎吾11年ぶりのフジテレビ連ドラ主演だそうです。

年齢を重ねた今、香取慎吾がどんな演技を見せてくれるか、そこがまず見どころですね。




今回演じるのは人生崖っぷちに追い込まれた家族ぎらい、子どもぎらいの最低男、




その男が巻き返しのために区議会議員選挙に出ることにし、イメージアップのために父親が残した実家で亡き妹の夫(志尊淳)とその子どもたちと住むことに。




偽って始めた共同生活の中で、最低男が変化していき、身近な社会問題も痛感し本気で選挙に挑んでいくという話。

単なるホームコメディでなく社会派な部分があるのが期待できるところです。




脚本家の中に「舟を編む」や「あの子の子ども」の蛭田直美の名があり、期待度はアップしました。

政池洋佑も映画「ハケンアニメ」で日本アカデミー賞の最優秀脚本賞を獲った人ですしね。



香取慎吾と志尊淳が義兄弟役で共演というのも楽しみなカップリングですね。




4位

19日スタート

TBS 日曜21時

松坂桃李主演

「御上先生」…☆☆☆☆☆☆☆★


共演…吉岡里帆、迫田孝也、常盤貴子、北村一輝、及川光博


脚本…詩森ろば

演出…宮崎陽平、小牧桜、嶋田広野




5位の「日本一の最低男」がただのホームドラマではないものになりそうなのと同様に、こちらもただの学園ドラマとは一線を画するユニークな作品になりそうです。




松坂桃李が演じる御上先生は、本来は文科省の官僚で、左遷ともいえる人事で、私立高校の教師として派遣されてきます。




腐りきった教育行政や教育の現場をぶち壊して改革したいと目論む御上は、3年生たちにユニークな指導をし、自分を排除した権力に立ち向かっていくという話のようです。




欲張りすぎてどちらも中途半端にならなければいいんですが、脚本は松坂桃李主演で日本アカデミー賞最優秀脚本賞をとった「新聞記者」を藤井監督と書いた詩森ろばの初連ドラ脚本です。




あと、このドラマの楽しみは既に注目している人も含め、これからが期待される若手男優、女優が生徒役で大挙出演していること。

ざっと列記すると奥平大兼、窪塚愛流、山下幸輝、蒔田彩珠、豊田裕大、高石あかり、吉柳咲良、永瀬莉子、夏生太湖、矢吹奈子、安斉星来といった面々。




誰がどんな演技で印象を残すか、そちらも楽しみにしたいと思います。




TOP3は次の記事で発表します。



冬ドラマ期待度ランキング、続いては◯印でも上位の5作品、リタイアするにしても3話以降になるだろうという作品です。




12位

17日スタート

テレビ東京 金曜21時

上白石萌音主演

「法廷のドラゴン」…☆☆☆☆★


共演…高杉真宙、白石麻衣、和久井映見、田辺誠一


脚本…戸田山雅司

演出…堀江貴大、片山雄一



また弁護士ものかよ!といささかうんざり気味なんですが、このドラマに興味をひかれたのは、女性初のプロ棋士になることを期待されながら叶わなかったヒロインが弁護士に転向し、存続危機にある法律事務所の若き所長を救うというユニークな設定だからです。




先の先まで読む将棋の能力を活かして案件にあたるというのが面白そうです。

上白石萌音主演のドラマはあまりハズレがありませんし…。




11位

13日スタート

フジテレビ 月曜21時 

清野菜名主演

「119エマージェンシーコール」…☆☆☆☆☆


共演…瀬戸康史、見上愛、一ノ瀬颯、佐藤浩市


脚本…橋本夏、小柳啓伍

演出…水田成英、並木道子、丸谷俊平




消防局の通信指令センターを舞台に、一本の電話で命をつなぐ最前線に立つ新人指令管制官の奮闘を描く作品。




清野菜名はG帯の連ドラ初主演。新鮮ですね。日本テレビで警察の緊急指令室を舞台にした「ボイス」はイマイチでしたが、消防の指令センサーのこちらはどうでしょうか?




かかってくる電話のやりとりでどれだけ劇的な展開を作れるのか、脚本家がかなりの力量を問われますね。




設定を活かしきれない楽なエピソードに逃げたら、リタイアを余儀なくされるでしょうね。




10位

20日スタート

フジテレビ 月曜22時

板垣李光人、中島裕翔主演

「秘密~THE TOP SECRET~」…☆☆☆☆☆


共演…門脇麦、國村隼、池田鉄洋、眞島秀和


脚本…佐藤嗣麻子

演出…松本佳奈、宝来忠昭ほか




このドラマの舞台は科学警察研究所の法医第九研究室、通称「第九」。

そこでは死者となった重要犯罪や凶悪犯罪の犯人や被害者の生前の記憶を映像化する「MRI捜査」が行なわれる。



人の頭の中を覗き見てしまうその捜査で難事件の解決をはかる若き室長(板垣李光人)と室長の亡き親友にうり二つの新人捜査官(中島裕翔)の活躍と葛藤が描かれます。




脚本の佐藤嗣麻子は「アンフェア」を書いて名をはせた人です。こちらも11位同様にテーマにこだわり、しっかりと設定が活かされていれば…ですね。





9位

25日スタート

日本テレビ 土曜21時

赤楚衛二主演

「相続探偵」…☆☆☆☆☆★


共演…桜田ひより、矢本悠馬、落合モトキ、加藤雅也


脚本…西荻弓絵

演出…菅原伸太郎、長沼誠



クセ強だけど頭のキレる相続問題専門の

探偵が、個性的な仲間とともに相続にまつわる事件をコミカルかつ痛快に解き明かす。



原作者であり脚本も書く西荻弓絵は「ケイゾク」「SPEC」「民王」を書いたベテラン脚本家。




クセ強キャラを生み出す名手ですから、面白くなりそうだと脚本は期待できます。




脇を固めるのもなかなか実力派ぞろいでいい感じです。




8位

15 日スタート

フジテレビ 水曜22時

上川隆也主演

「問題物件」…☆☆☆☆☆☆


共演…内田理央、宮世琉弥、浜野謙太、船越英一郎


脚本…松田裕子ほか

演出…紙谷楓、木下高男、宮木正悟




自殺、ポルターガイスト、失踪、ゴミ屋敷などさまざまな不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を頭がキレて腕っぷしが強く破天荒な探偵が解き明かす不動産ミステリー。



不動産がらみにこだわっているのと、今更ながら上川隆也がフジテレビの連ドラ初主演という意外性でつい上位にしてしまいました。



フタをあけたら何じゃこりゃ!という危険性が無きにしもあらずですが…共テレ制作だし手堅く大丈夫でしょう。



以上が◯の上位5本でした。

何だか事件絡みばかりですね。