最終回で実は鷹野(菜々緒)は作り阿呆で、クレバーだったなんてオチはイヤだなと思ってましたが、最後まで鷹野は鷹野のままでいてくれて良かったです。
テレビ朝日 金曜23時15分
「無能の鷹」最終回
主演…菜々緒
脚本…根本ノンジ
演出…村尾嘉昭
寝耳に水で鷹野のいる営業部は会社の業務縮小で無くなってしまい、営業部員はクビになり転職先を探さないといけないという随分乱暴な展開になります。
みな泡をくって転職先を探しだしますが鷹野は泰然自若、事の重大さをあまり理解していません。
そんな中、鶸田(塩野瑛久)と行った商談で間違った部屋に入ってしまい、例によって堂々と会話し、奇跡的に会話が成り立ち新型ロボット開発のヒントを与えることになります。
そのヒントをもとになんとまるで鷹野のような何もしないロボットが作られ、なぜか世界的に評判になってしまいます。
最終回だけに話が大きくなり、まるで夢物語みたいでした。
ロボットはさすがに使えなさすぎて売れなくなりますが、なんと鷹野にはアメリカのシリコンバレーからスカウトがあり、そちらに行くことになります。
ビザもパスポートも知らないのに…(笑)
奇跡的な展開の連続でなんだコレ?って感じでしたが、
結局は使えないとバレてクビになり、なぜか鶸田の転職先に、鷹野もいるというオチでした。
もし続編があるとしたら鷹野と鶸田だけ残って新たな会社での話になるんですかね。
この会社の面々は個性的で良かったので、このメンバーで続編をやってほしいです。
最後まで楽しませてもらいました。会社で鷹野みたいにできたら良いのにという願望もあって、菜々緒が演じる無能の鷹野は実に魅力的なキャラでしたね。
大河ドラマでの一条帝とはガラッと変わった役を好演した塩野瑛久をはじめ、脇のメンバーもいずれもクセ強キャラをイキイキと演じていて、
井浦新などはイメージとは違う一面が見られて驚かれた方も多いと思います。
続編があることを楽しみにしています。
最終回の評価は…7