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連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

今回もいろいろ笑えましたね~。

当初は見てなかったウチの奥様も遂に前回から見始めハマっています。

途中から見始めても大丈夫なんですよね、このドラマは。





日本テレビ 日曜22時30分

「ホットスポット」第6話


主演…市川実日子

脚本…バカリズム

演出…山田信義




いや~高橋(角田晃広)が宇宙人だってこと、どんどん広まってますけど、大丈夫なんですかね?




前回、高橋本人から聞かされ、まだ宇宙人とは信じてないらしい由美(夏帆)は、案の定友人の瑞稀(志田未来)にもう話してました。




瑞稀は清美(市川実日子)や美波(平岩紙)と中学の同級生の紀子(MEGUMI)が営んでいるスナックの従業員でした。




由美が高橋と瑞稀を会わせるに至るのは、まるで清美が美波らを会わせた時と同じでその既視感がまた可笑しかったです。




フロントで2人きりの時に、由美が高橋とする会話が何とも可笑しかったですね。

高橋は宇宙人っぽくないと否定したり、外を走らせるのに見てあげなかったり(笑)

夏帆のケロっとした悪気の無さが絶妙です。




高橋を宇宙人と知ってからの支配人(田中直樹)もまた良かったですね。

顔のシミを取ってくれないか?と変なお願いをするあたりがまた田中直樹がすっとぼけていて笑えました。




そして今回は何と言っても初回にホテルの据え付けのテレビを盗んでいることがバレて辞めた中本(野呂佳代)の再登場でした。




清美が仲間と紀子の店に行ったらたまたま中本もいて、カラオケで「キャッツアイ」を熱唱していたのです。

泥棒が「キャッツアイ」って(笑)




清美のホテルの宿泊客で酔いつぶれた巨漢をホテルに戻すタクシーに乗せるのに、中本は怪力を見せたようで、まさか宇宙人?と思ってしまいました。




志田未来やらMEGUMIも出てきてメンバー強化が半端ないですね。




あとは市長になったらしい菊地凛子がどう絡んでくるんでしょうか?




次回は池松壮亮演じる岸本ディレクターがまたこの町にやってきました。

今度はどうなるんでしょう?

ワクワクしますね。




6話の評価は…8









今回は御上(松坂桃李)のクラスの生徒がビジコンに出て優勝するのがメインのエピソードでした。



お金のことに至ってうとい私めには金融がらみの話は難しかったのですが、前回の東雲(上坂樹里)もそうだったように、今回も冬木(山下幸輝)の金融マンの父親への思いが反映されたプレゼンだったのが感動的でした。




TBS  日曜21時

「御上先生」第5話


主演…松坂桃李

脚本…詩森ろば

演出…嶋田広野




とはいえ、今回最大の見どころはむしろ御上も付き合っての神崎(奥平大兼)と弓弦(堀田真由)の接見でしたね。




何度拘置所に通っても拒否されていた神崎は、御上も同伴ならと許されます。

なぜ、弓弦はその条件をつけたのでしょう?

以前の接見で御上に信頼を寄せるようになったんでしょうか?




自分が書いた弓弦の母親冴島(常盤貴子)の不倫記事が、弓弦の殺人をひきおこしたのでは?と悩んでいた神崎でしたが、



弓弦はその記事のことを知りませんでした。冴島が家を出たあと、弓弦は父親からつらく当たられたようです。




神崎は弓弦が殺した渋谷の母親に会いに行っており、その母親から弓弦への手紙を預かっており、それを弓弦に読んで聞かせました。




衝撃的だったのは弓弦が父親につらくされたように、殺された渋谷も父親から背中にタバコを押しつけられた跡があるということでした。



読む奥平大兼、聞く堀田真由、傍らにいる松坂桃李。

張り詰めた空気で息を殺して見入ってしまうシーンでした。




接見室から出て、へなへなと崩れるように座り込む神崎を優しく抱き起こす御上にグッときました。




御上が接見室で2人に言った、ここにいる誰も悪くないという言葉は弓弦の心に響いたでしょうか?

ホントに悪いのは誰か?それが明らかになっていくんでしょう。




今夜の6話ではついに御上の兄(新原泰佑)に何があったか明かされるようです。




5話の評価は…8





今回も痛快な展開でまるでTBS日曜劇場枠のようでしたね。 

 


主人公がピンチに陥れば陥るほど、それを乗り切って勝つのが、まるでプロレスのようなカタルシスでしびれました。




NHK 日曜20時

「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第7話


主演…横浜流星

脚本…森下佳子

演出…深川貴志



偽版を作った罪で鱗形屋(片岡愛之助)は捕縛され、代わって蔦重(横浜流星)は地本問屋の仲間に入れてもらおうとしますが、



吉原細見を倍売ったら入れてやるとムチャブリをされます。

蔦重は売ってみせると張り切りますが、西村屋(西村まさ彦)も邪魔するように作ることになり、吉原の旦那衆もそれになびきそうになります。




しかし、蔦重はあいつらは吉原のことや花魁たちのことなんて考えちゃいねぇと

目先の利益に揺らぐ旦那衆に熱弁をふるいます。



「吉原の女はいい女だ、江戸で一番だってしてやりてぇじゃねぇですか。胸張らしてやりてぇじゃねぇですか。それが

女の股でメシ食ってる腐れ外道の忘八の、たった1つの心意気じゃねぇですか?」




これに欲まみれの忘八たちも心を動かされました。横浜流星のまっすぐさが回を重ねて強靭になっていきます。




蔦重は治郎兵衛(中村蒼)や新之助(井之脇海)と新たな細見作りに励みます。

持ち運びやすいように薄くしたり、手が届きにくい大店だけでなく安価の河岸見世の女郎たちも紹介するなど工夫をしていきます。




そして蔦重の熱弁に心動かされた松葉屋(正名僕蔵)が花魁の襲名があると細見は売れると思い至り、花の井(小芝風花)を五代目の瀬川にすることにします。




四代目の瀬川は身請けされるのを嫌い、自害したので継ぐ人がいなかった名跡でしたが、蔦重の細見が売れるためならと、花の井は気にせず名乗ることにします。




それを蔦重に告げるシーンは蔦重も言ってましたが、花の井が実に男前でしたね。信念を持って生きる凛とした強さに心打たれました。




完成した細見は西村屋の作った細見より安くて情報量もあり、瀬川の名も載っていて、他の地本問屋たちから大好評でした。

実に気持ちよいラストでしたね。




7話の評価は…8