連ドラについてじっくり語るブログ

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連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

記事は初回だけにします。

私めは朝ドラを見ないので、評判の悪かった「おむすび」は見ていません。




なので、それは除いて言いますが、橋本環奈、特に今の橋本環奈にこういう役をやらせるのは最悪だと私めは思いました。




テレビ朝日 火曜21時

「天久鷹央の推理カルテ」第1話


主演…橋本環奈

脚本…浜田秀哉

演出…木村ひさし



後出しジャンケンのように、初回の終わりの方で鷹央(橋本環奈)は自閉症スペクトラム症候群のサヴァン症候群だと明かされ、




だから人並み外れた記憶力や知能を持っていますが、人との接し方はうまくいかない的な言い訳がされました。




とはいえ…です。

原作もそうだからと誰にも「おまえ」呼ばわりで、病因の解明が難しい患者ほど「面白い!」と言ってしまうのは、




小説やアニメではまだしも、実写でしかも朝ドラを主演し、紅白の司会も見事にこなし今や勢いのある橋本環奈がそれを演じてしまうと鼻持ちならないイヤなイメージを役に付加してしまうのです。




真偽は定かではありませんが、マネージャーへのパワハラ報道もありましたしね。




統括診断部に新たに入り相棒になった小鳥遊(三浦翔平)への態度も横柄で、もうちょっとどうにかならないかと思いました。



鷹央は叔父の大鷲(柳葉敏郎)が院長で、姉の真鶴(佐々木希)が事務長のため、何となく守られている感じもまたよくないんです。




しかも演出の木村ひさしは、そんな鷹央を変人キャラとしてより際立たせて演出するという逆方向に悪目立ちさせてしまっている。




もっと言えば、原作の知念実希人は病院経営の家に生まれ、医師と小説家を兼ねた人ですが、ドラマ化された「祈りのカルテ」も「となりのナースエイド」もどちらも感心しませんでした。




…というわけで、見続けてもストレスがたまりそうなので、火曜日は22時台の2本にしぼることしました。




橋本環奈は次回の主演ドラマに期待します。

3人の妻たちはそれぞれ夫たちに苦しめられてきましたが、したたかに巻き返していて、





それがうまくいっているように見えましたが、そんなに都合の良い方でおさまるわけもなく…




テレビ東京 月曜23時06分

「夫よ、死んでくれないか」第3話


主演…安達祐実、相武紗季、磯山さやか

脚本…的場友見

演出…進藤丈広




今さらですが、このドラマって、安達祐実と相武紗季、磯山さやかも加えたトリプル主演なんですね。




その3人が演じる妻たちには、ひたひたと危機が迫っているような第3話でした。





まず夫の光博(竹財輝之助)が失踪してしまった麻矢(安達祐実)は、光博との関係性に悩んでいたので、いなくなってくれてむしろ良かったとさえ思っていました。




なので、警察には届けましたが、積極的に探そうとはしていませんでした。

自分の会社にも夫の失踪については申し出ていません。




仕事に専念できるようになった麻矢はのびのびと仕事をしていて、転職サイトのインタビューにも答えたりしていました。




光博が親友の璃子(相武紗季)と不倫していた疑惑がありましたが、璃子本人に聞いたらその疑いは晴れました。




(しかし、なんで光博は璃子と写真を撮り、誰に送ったかは謎、それとベッドに落ちていた不倫の証拠も?)




麻矢は光博の失踪を会社にも告げす、唯一気がかりは、「死んだらいいのに…」と言った麻矢の言葉に従い、光博がホントに死んでしまうことでした。




そんな中、光博から欠勤の謝罪と長期休暇の申請のメールがあったと光博の会社から連絡がありました。




麻矢は光博が生きているらしいとホッとしますが、失踪届を取り下げに行ったら、本人以外がメールしてきたかもしれないと刑事に言われてしまいます。




まだまだ安心はできませんし、会社に光博の失踪がバレるのも近そうです。




光博との不倫を疑われた璃子は、光博ではなく年下の医師、亮介(清水尚弥)と不倫していました。




夫の弘毅(高橋光臣)はスマホの中身をチェックし、GPSで常に璃子の居場所をチェックする束縛夫。




それにもかかわらず不倫をする璃子は肝がすわってますね。

亮介と密会していたホテルで弘毅と鉢合わせしそうってところで終わりました。




イカれた役をやらせると高橋光臣は絶妙にキモいですね。




さて、3人の中で一番危険なのは友里香(磯山さやか)で、夫の哲也(塚本高史)が頭を打って記憶喪失になったのをいいことに、




哲也をアゴで使って仕返ししたりやりたい放題でしたが、娘が友里香たちが哲也を殺しかけた様子を話したら、記憶を戻したようです。




目つきがまた元の凶暴なモラハラ夫に戻りました。塚本高史の顔の怖いこと!

さて、どうなるんでしょう?




何だか見ちゃいますね、このドラマ。

3話の評価は…7








私めはリアルタイムで見てないので良いんですが、このドラマ、週初めの月曜の夜に見るにはヘビーすぎますね。

ずし~んと重くのしかかるような話です。




フジテレビ 月曜22時

「あなたを奪ったその日から」第1話


主演…北川景子

脚本…池田奈津子

演出…松木創




紘海(北川景子)は料理教室で結城(大森南朋)と親しげに話していますが、実は吐き気をもよおすほど結城を憎悪していました。




実は愛する幼い娘が、結城が経営する惣菜屋のピザで表示にない甲殻類のアレルギーでアナフィラキシーショックを起こし死んでしまったのです。




結局、混入した経緯は解明されず、結城は不起訴に。倒産はしましたが今は会社員になっていました。

妻はいませんが、高校生の長女梨々子(平祐奈)とまだ幼い次女萌子と暮らしています。




謝罪会見で、結城は子どもの食べるものは親が責任を持つべきと話し、紘海への直接の謝罪も無かったので、まさかあの一件の当事者とは気付いていないのです。




夫(高橋光臣)と離婚し、もはや失うもののない紘海は、結城の家をつきとめ、包丁で刺そうとします。




復讐の炎がメラメラ状態の思いつめた紘海を北川景子が持ち前の目力で、ホントに殺しに行く人みたいな迫力で演じていました。




しかし、さすがにそんな大胆な犯行はうまくいくわけもなく、我にかえった紘海は包丁を指から剥がすようにして川に捨てました。




紘海が車に戻ると家でかくれんぼをしていた萌子が後部座席にいました。




結城の娘とわかっている紘海は、萌子を連れ去り、自分の家で萌子を絞め殺そうとします。




しかし、萌子が自分の娘が歌っていたのと同じ歌を口ずさんだら、殺す気が失せてしまいます。




この絞め殺そうとするシーンの北川景子も凄かったですね。

復讐の鬼のような表情から、蘇った母性による慈悲深い表情へ。




結果、誘拐という形になった萌子とどう暮らしていくんでしょうか?

萌子は紘海を自分のママと勘違いしています。




加害者と被害者の立場が入れ替わった紘海と結城。

先が読めないドラマです。




1話の評価は…7