自転車で巡る、小さな旅。 -8ページ目

アニミズムという希望―講演録・琉球大学の五日間




著者: 山尾 三省
タイトル: アニミズムという希望―講演録・琉球大学の五日間

山尾三省という人を手っ取り早く知りたかったら、この本がいいかもしれません。

この本は1999年7月に行われた琉球大学での集中講義の記録で、彼の(または日本人の)根底にある「アニミズム」(すべてのものに霊魂(アニマ)が宿るという考え方)について、作品を交えながらわかりやすく語りかけています。

琉球大学の学生がうらやましいっ!私も講義を受けたかった・・・

びろう葉帽子の下で:山尾三省詩集




著者: 山尾 三省
タイトル: びろう葉帽子の下で―山尾三省詩集

数ある山尾三省の作品のうち、彼の代表作であり、私の一番好きな詩集でもあります。東京生まれの彼は1977年、屋久島の廃村に一家で移住し、土と共に生きて数々の作品を残しました。

アニミズムというものを私たちは普段意識して生きてはいませんが、自然やそこから生まれたものに対する尊敬の念は日本人の根底にあるものであり、改めて大切にしたい考え方だと思います。山尾三省の作品を読むと、森羅万象私たちをとりまくすべてのものの存在が尊く、すべてが繋がった大きな存在であることに気づかされます。

難しいことはぬきにして、わかりやすい言葉で、魂の中心にある暖かいものを感じることができる詩集です。飾らない、格好をつけない、惑わされない、自分の信じるものを強く求め、感じていたい。こんなふうに生きられたら素敵です。

私の好きなのはこの作品---火を焚きなさい

びろう葉帽子の下で:山尾三省詩集

数ある山尾三省の作品のうち、彼の代表作であり、私の一番好きな詩集でもあります。東京生まれの彼は1977年、屋久島の廃村に一家で移住し、土と共に生きて数々の作品を残しました。

アニミズムというものを私たちは普段意識して生きてはいませんが、自然やそこから生まれたものに対する尊敬の念は日本人の根底にあるものであり、改めて大切にしたい考え方だと思います。山尾三省の作品を読むと、森羅万象私たちをとりまくすべてのものの存在が尊く、すべてが繋がった大きな存在であることに気づかされます。

難しいことはぬきにして、わかりやすい言葉で、魂の中心にある暖かいものを感じることができる詩集です。飾らない、格好をつけない、惑わされない、自分の信じるものを強く求め、感じていたい。こんなふうに生きられたら素敵です。

私の好きなのはこの作品---火を焚きなさい

山尾三省の作品は、他にもここに掲載したいものがいっぱいです。順次更新していきますので、機会があったらぜひお読みください。

フリーランスの悩み

最近、仕事が少なめです。やばいかな。

仕事がある=収入が安定=精神的余裕ができてやる気がおこる

という図式で生きています。すなわち、忙しければ忙しいほどやる気が起こり、アイデアも湧き、パワフルな仕事ができるわけです。忙しくなると余裕が無くなってパニックになったり、病んだりする人もいますが、私は暇なほうが駄目です。

さて、結構暇だったりすると、こんな私でもいろんなことを考えます。このまま歳をとっていいのかなとか、いつまでこの仕事を続けられるのかな、とか・・・歳をとるのは仕方が無いし、あんまり考えないほうがいいのですが、結構マジに考えたりします。で、時にはどよーんとした気分で成すすべも無く、床についたりする・・・

でも、翌朝仕事の依頼の電話があったりすると、一気に吹き飛んじゃって、昨日悩んだことも忘れちゃいます。ゲンキンなもんです。今までずっとこんな調子でやってきたので、最近はあまり考えないようにしています。悩んだってどうしようもないし、それで仕事が増えるわけじゃない。暇な時間を楽しめるようになりたいもんです。

今日は、新規の仕事のオファーがあり、それでなくても3本かかえてる状態で、しかも週2日学校で講師も・・・おい、誰が暇なんじゃ?しっかり仕事せい。

みっけ~!

さっきコンビニで見つけて両方買ってきました。ラミーとバッカスです。待ってたよぉ~~今年も楽しみにしてました。これってぶどうの季節限定って知っていました?チョコ好きの我が家では定番です。

マクロビ的には甘いものは良くないのですが、これは年に一度だから許してね。

「テンペ」って何

「テンペ」とは、大豆をテンペ菌で発酵させて固めたもの。インドネシアの伝統食品だそうです。ベジタリアン料理でお肉の代わりみたいに使われているものです。味は、「粘らずに固まった納豆」って感じかなーーー。私は好きですけど、嫌いな人は嫌いみたい。これを照り焼きみたいにしたり、揚げたり、焼いたり、いろんな料理に使います。

雑穀

これ、私が買っている「七穀飯」です。そば米・もちきび・もちあわ・赤米・緑豆・麦・小豆 が500グラムで525円税込。安いです。このテの雑穀は意外なほど高いんですが、これは信州の家の近くで売っている地元産。安心&安い・・・これを見つけたときはほんと嬉しかった。

食べ方は簡単。お米を炊くときに一緒に入れて炊くだけ。歯ごたえがあるので、ちょっと長めに水に浸したほうが美味しいと思います。この歯ごたえが美味しいのですが、浸す時間はお好みで。どうしても気になるなら、圧力釜で炊くというのもいいかも。あと、雑穀特有の香りがあるので炊飯器に入れっぱなしはやめましょう。余った分はおにぎりにして冷凍、ということにしています。雑穀入りのおにぎりは、お塩だけで具がいらないほどおいしー。

最近の食生活

ここ数年、私の食生活は激変したと言えるかもしれません。もともと脂っこいものは嫌いだったし、お肉よりお魚派だったのですが、どんどん野菜中心になっていって。それに、パスタ等をごくたまに食べることはありますが、ほぼ毎日和食。お肉をほとんど食べなくなって久しいけれど、お魚は旬のものを少しだけ、たまに食べます。あとは海藻類に豆類・豆腐などの大豆加工品。それと、近所のお気に入りのパン屋さんのパンをたまに。

以前は「おいしいもの」を求めてレストランめぐりや、有名店のお取り寄せ食材にもこったことがありました。外国の珍しい料理やらにも興味津々。でもあるとき、ちょっとだけ体調を崩し気味で食欲が衰退したときがありまして・・その時に改めて「和食ってやっぱりおいしい」と痛感したのでありました。私の食習慣は以来和食一辺倒。和食を意識すると、どうしてもこだわりたくなるのが「だし」。とくに昆布のだしの奥深さにはまると、「ほ*だし」などの旨味調味料がどうしても気持ち悪く感じてしまうようになります。食材の持つ本来の味とは違う、何か他のものの味が鼻についてしまうんです。

それまでの、次々に違った刺激を求めるような食生活から180度変わって、「食べなくても良いものは食べない。本当に必要なものだけを本来の味で、おいしくいただく」という姿勢になりました。野菜は自家製または農家の直売で買い、もしスーパーを利用する際は国内産の旬のものから選びます。お米も自家製(これは昔からそうだけど)で、雑穀を少々混ぜて炊くか、玄米。イメージ的には昔の日本人のとっていた食事みたいな感じかな。ただ、中学生の子供たちはそんな食事でがまんができるわけがないので、彼らの分はお肉やお魚を焼いたり、カレーのときもあるし、それなりのメニューですが、基本的には野菜中心です。

マクロビというものを知ったのは、そのかなり後になります。というか、まだ最近、といったほうがいいかも。マクロビでは、物事を陰と陽にわけて、すべてをそのバランスで考えていきます。食材も陰陽に分けられ、その季節やその人の状態によって食べていいもの悪いものがあるわけですが、そんなことは意識しないまでも、すでに私の食生活は限りなくマクロビ食に近づいており、無意識のうちに陰陽バランスをとるようつとめる生活になっていたのでした。なぁんだ、これ(自分にとって)普通じゃん・・・というのが最初のマクロビに関する感想です。

しかし、これまでえらそうに書いたけど、たまには焼肉に誘われることだってあるし、お酒につきあうこともある・・・他の人と一緒のときに私だけあれは食べない、これはだめ、なんて言っていられませんからねぇ。それに、焼肉とかいつもはゴメンだけど、たまーに食べるとすごく美味しかったりするんだよね。そんなときは次の日に、全体バランスをとるよう食事に気をつければいい、ということにしています。でなきゃ楽しめないもん。

そんなわけで、私のマクロビ生活はちょっと完璧とはいいがたい都合の良いものなんですが、それでも知識があるのと無いのとでは大きな違いがあると思います。マクロビは「正しい食」についてまじめに考える機会を与えてくれました。これって、すごく大事なことかも。 これから先勉強したこと、感想、レシピなど、できるだけこのblogにアップしていきたいと思います。

広告がわかる事典



著者: 塚本 輝雄
タイトル: 広告がわかる事典―読みこなし・使いこなし・活用自在

広告の講義をしている故に、この手の実務書はひととおり手にとって見てみたりするのですが、これは非常にコンパクトでわかりやすくまとめてあり、1ページ1項目読み切りというのもポイント高いです。内容的には用語解説程度と簡単なシステムの説明などですが、これから広告を学ぼうとする人や、まだ実務経験の浅い人にとってはとっつきやすく、これを読めば業界について大雑把な把握ができるのではないかと思います。ちなみに、講義でサブテキストとして使用するにもいい感じです。

電通「鬼十則」―広告の鬼・吉田秀雄からのメッセージ




著者: 植田 正也
タイトル: 電通「鬼十則」―広告の鬼・吉田秀雄からのメッセージ

電通の4代目・吉田秀雄社長が、昭和26年8月に社員のために書いたビジネスの鉄則。私の広告の講義でもちょっと取り上げました。バリバリ仕事したい、己を高めたい、でもなんかうまくいかないな・・・なんていう時は、この本を読んで原点を見つめてみるといいかもしれません。きっと無意識のうちに流れてしまっている自分に気がつくと思います。自分がどのように仕事と取り組んでいくかは人それぞれですが、少なくとも成功したい、成し遂げたいという志があるならこの本は大いに参考になるはずです。

・・・でも、精神的に疲れたときには読まないほうがいいかも(-_-;)

電通「鬼十則」
・ 仕事は自ら「創る」可きで与えられる可きでない
・ 仕事とは先手先手と「働き掛け」て行くことで受け身でやるものではない
・ 「大きな仕事」と取り組め 小さな仕事は己を小さくする
・ 「難しい仕事」を狙えそして之を成し遂げる所に進歩がある
・ 取り組んだら「放すな」殺されても放すな目的完遂までは
・ 周囲を「引き摺り廻せ」引き摺るのと引き摺られるのとでは永い間に天地のひらきが出来る
・ 「計画」を持て 長期の計画を持って居れば忍耐と工夫とそして正しい努力と希望が生れる
・ 「自信」を持て 自信がないから君の仕事には迫力も粘りもそして厚味すらがない
・ 頭は常に「全廻転」八方に気を配って一分の隙もあってはならぬ サービスとはそのようなものだ
・ 「摩擦を怖れるな」摩擦は進歩の母 積極の肥料だ でないと君は卑屈未練になる