映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね -20ページ目

映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

映画のネタバレ・あらすじ・キャストを最終回までや日本、韓国、中国、米国の映画・ドラマから面白いものを選んでネタバレ・あらすじ・感想を書いています。 

映画 ウォーリー 感想・あらすじ

映画 ウォーリー 概要と、あらすじ

2008年公開のアメリカ長編アニメーション映画。
ピクサー・アニメーション・スタジオ(2006年5月5日より、ウォルト・ディズニー・カンパニーの完全子会社)と、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ(ウォルト・ディズニー・スタジオの子会社で主にアニメーション映画やファミリー向け映画を担当)
が製作した全編CG映画。

西暦2805年。
汚染が進んで住めなくなり、人類がみな出て行った後の地球で、唯一一機生き残り、ゴミ処理を続けるロボットWALL・E(ウォーリー)。

その頃、地球を後にした人類は、
世代宇宙船「アクシオム(AXIOM)」に乗り込み、悠々と宇宙を航海しながら、何世代にも渡って暮らしていた。

ウォーリーは量産型のゴミ処理ロボットだが、人類が地球を去ってから700年間もの間、
ただ黙々とゴミを圧縮し、積み上げ、片付け続けていた。
同タイプの彼の仲間たちはすべて壊れて、ゴミの山の中に埋もれてしまっており、ウォーリーは最早、最後の一機であった。
長い年月の中でいつしか、彼は人間のような感情を持つようになっていた。
人間が遺していったロマンス映画やダンスのシーンの映像に影響を受けた部分もある。
とはいえウォーリーの友達と言えば、車輪でひかれても死なない頑丈なゴキブリのハル一匹のみ。

そんなウォーリーの日常に変化が訪れたのは、ある日、巨大な宇宙船が着陸し、
船内から白くてまあるいロボットEVE(イヴ)が現れてからだった。
イヴは地球の現在の状況を探査するために送られて来た探査ロボットだった。
当初のイヴは、とても猟奇的で、言うなればロボット版『猟奇的な彼女』であったが、
ウォーリーは、そんなイヴに怖れを抱きながらも恋をする。
最初、任務を遂行する事以外は電子頭脳になかったイヴも、やがてウォーリーが無害である事がわかり、なんとなく打ち解ける。

だが、ある日、ウォーリーが親愛の情から捧げた植物の苗を見たEVEは、それを自分の機体に収容すると、何故だか、そのまま動かなくなってしまう。
ウォーリーが、困惑したり悲しんだりしていると、
イヴを置いて行ったあの宇宙船が戻って来て、イヴを回収して連れ去ってしまう。
ウォーリーはイブの後を追いかけ、必死で宇宙船にしがみつき、宇宙へと飛び出してしまう。
ウォーリーの運命と、彼の恋はどうなるのか?
人類はもう地球には帰らないのか?
果たして果たして?
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映画 ウォーリー 感想

ウォーリー…なんて可愛いヤツなんだ!!
ウォーリーが人の目に可愛く映るのは邪心ってものが、まるでないからなんだよね。
赤ちゃんが、色んな事を覚えかけの時に邪心がないのと同じなのかも。
ウォーリーには言葉を理解したり話したりする機能もないみたいで、とってもシンプルなゴミ処理だけを目的に量産されたロボットらしい。
でもね、好きな子の名前だけは理解して発語も出来たんよね。
「イヴ~~!」とイブを呼ぶ…もうずっと、それだけなんだけど、互いに「イヴ」「ウォーリー」と名前を呼び合うだけなんだけど、そのシーン、そのシーンで、もの凄く感情が伝わって来る。
この声優さんの表現力もさる事ながら、
気持ちを伝える上で大切なのは、余計な百の言葉よりも、一心不乱な行動なんだなって、
改めてとても大切な事を教えてくれる素晴らしい映画でした♡

人類は何もかもロボット任せにして700年過ごしてるうちに揃いもそろってデブりましたねwww
やっぱり動かないと太るって、そりゃそうだよね~!

それにしてもロボットに性別はない筈なんだけど、不思議とウォーリーは男の子に、イヴは女の子に見えるんですよねww

シグナル 長期未解決事件捜査班が面白いのは尾崎将也の脚本の手柄?

リメイクドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班が面白いのは尾崎将也の脚本がいいから。」と、いうご意見をネット上でお見かけしました。

私が視ている限りでは、現在放送中のリメイク版の『シグナル 長期未解決事件捜査班』のストーリーは、ほぼ原作となった韓国ドラマのシグナルと同じです。

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ただ細かい事まで言えば、
過去の刑事(日本では大山刑事)が、想いを寄せていたけど殺されてしまう女性の職業が、
市役所勤務(原作)からラーメン店の店員に、
また、その女性の母親(原作)が、ラーメン店の主人へと
変更されてましたね。

それと、最初の事件で誘拐後、殺害される少女が、
主人公と同じくらいの背丈の同級生らしき少女(原作/可愛い子だったな♡)から、ちょっと背の高い上級生っぽい少女に変更されていたり、
小学生当時の主人公が警察に、誘拐犯の目撃証言をしに行った時に、
声を限りに一生懸命に訴える(原作)から、小声でボソボソと呟き、何を言っているのかよく聞き取れないに変更…など。

あまり変更しても意味がなさそうな部分、
あるいは変更しない方が良かったと感じる部分の変更は幾つかありました。

あ!それと原作には、しょーもないチェーンストーリーなんてものは挟まれて来ません。
あれは必要ありますか?

残りは忠実に原作を再現してるように思われるのですが、
それなのに、このドラマが面白いのは、日本サイドの脚本家の脚本が面白いからという意見には、あまり納得出来ませんでした。
ちなみに、原作の方はキム・ウニさんという女性の脚本家で、
『冬のソナタ』や『雪の女王』などの名作を手がけられているベテランです。
個人的には『雪の女王』の切ないストーリーが好きです。

映画『隣人は静かに笑う』の後味の悪さは『セブン』より上

映画『隣人は静かに笑う』感想《洋画感想》

後味の悪い映画っていうのは、ラストの収まりが悪くてモヤモヤする映画とはまた違う。

視終った後に、ある種のダメージが、心に澱のように残ってしまう映画だ。

どうやら、後味の悪さにも、さまざまなパターンがあるようで、
今回、視聴した『隣人は静かに笑う』は、一般的なサスペンスとは異なり、真相は藪の中(映画視聴者には真相は伝えられている)という苦々しいバットエンド。

主人公は犯人の罠にはまり爆弾テロの最前線で死亡。

その上、死んで尚、真犯人からすべての罪をなすり付けられて、
残された一人息子は、
世間から後ろ指を指されて生きてゆかねばならないんだろうな…と悲しい想像のつく終わり方なのだ。

この世の中、冷静に考えてみたならば、確かに、主人公が作中で訴えていたように、必ずしも、人の世で最終的に結論付けられた事が真実だとは限らない。

「犯人」と断定された者は、何者かの都合によって「犯人へと仕立て上げられた者」かもしれないのだ。
その結果、いわゆる冤罪が誕生してしまうが、世間の人は誰も知らない。

そして映画の結末もまた皮肉な事に、
主人公自身が、
彼の訴え通りに、犯人として間違って断定され、
ニュースとなって、人々へとまことしやかに放たれてゆく。
恐ろしい事だけれど、このような事は、映画ばかりではなく、
私達の生きている現実社会にも、確かに有り得る事だろう。
そう考えれば、実にリアリティのある映画だったと思う。

映画『セブン』もまた、別の意味で後味の悪い映画だったが、
猟奇殺人に巻き込まれるよりも、
日常の中に善良そうな仮面を付けて隠れている、
こんな何処にでもいそうな狡猾な人物にハメられて、
冤罪を擦り付けられる方が、より可能性が高そうという事もあり、
私はこの映画『隣人は静かに笑う』の方が、より恐怖を秘めており、後味が悪いように思う。



映画『隣人は静かに笑う』ネタバレ・あらすじ

大学で歴史を教えているマイケル・ファラデー(ジェフ・ブリッジズ)は、ある日、路上で大ケガを負った少年ブラディ(メイソン・ギャンブル)を助ける。
ブラディの両親は、その事を大変感謝し、また彼らは、
最近、マイケルの家の隣に越してきたラング家という一家だとわかる。
この事が縁で、ファラデー家とラング家で、家族ぐるみの交流が
始まる。
ラング家の面々は、何処にでもいそうな穏やかな家族と思われ、
当初は、2年前にFBI職員だった妻を失った事で、心に傷を負ったマイケルも、9歳になる一人息子と共に、
彼らとの交流で癒されていた。

ところが、暫くすると、ラング家の夫のオリヴァー・ラング(ティム・ロビンス)に、さまざまな嘘の綻びが見えてくる。

オリヴァーに疑惑を感じたマイケルは、妻の元同僚ウィット(ロバート・ゴセッティ)に相談するが、取り合ってもらえない。
仕方なく自分で彼の過去を調べてみると、
オリヴァーは改名しており、ウィリアム・フェニモアという名の爆弾魔だったとわかる。
マイケルの恋人である大学院生ブルック(ホープ・デイヴィス)も
マイケルの疑惑を、考え過ぎだと言っていたが、
事の真相に気付いたとたんに交通事故で死んだ。

そして…まるで人質のように、オリヴァーの勧めで、
ボーイスカウトのサマー・キャンプに出掛けていたグラントが帰って来ず、マイケルは「これ以上嗅ぎまわると、息子の安全を保障出来ない。」と脅される。

だが、やはりいてもたってもいられず、
マイケルは、爆弾を積んだと思われる息子を乗せたリバティ宅配便のワゴンを、車で必死に追いかけ、ついにFBIのガレージに突入した。
ところが、爆弾が仕掛けられていたのは、そのワゴン車ではなく、
マイケルが乗っていた自分の車だったのだ。
気付いた時には最早、時間切れで、ドカーーーーン!!!
マイケルを含め多数の死者を出した。
FBIの不手際のせいで死んだ妻の復讐のために、
FBIを恨み、テロに及んだのだと、マスコミに、事実ではない報道を全国に流されてしまう憐れなマイケルであった。

一方、無傷なオリヴァーは、涼し気な顔で、妻と、次の街への引っ越しの相談をしていた。


※この記事は映画のネタバレを含みます。

評価が分かれる映画『半落ち』半落ち ネタバレを含む感想

そもそも、この映画映画『半落ち』のジャンルはいったい何なのだろう?
ミステリーと呼ばれるものは一般的には推理小説である。
ところが、この映画では冒頭から犯人はわかっており、
推理するのは犯人ではなく、その罪の罪状が嘱託殺人でいいのか否か。
そしてその推理の焦点となっているのは唯一「空白の2日間」と指摘される犯行後の2日間のみ。
この2日間に何をしていたのか?と問われても、
自首して来た梶聡一郎(寺尾聰)の口は重い。
推理するとしたら、そこ(空白の2日間)だけなんだけどね~。

映画『半落ち』ネタバレ

梶聡一郎はアルツハイマーを患う妻に懇願されて、妻を殺害したと自首して来た。
だが、この自首は犯行後すぐではなく、2日間が経過してからだった。

そこで
「空白の2日間」をハッキリとさせ、正確な罪状を見極めるべきであると考える人たちと、
犯人の梶聡一郎が元警察関係者だっただけに、
そこは警察の威信に関わる部分だから、
「もうそれ以上はいじるな!叩いて埃が出たら困る。」と考える警察の上層部の対立の構図が描かれる。

映画『半落ち』感想と、この映画の分類

まぁ、実社会でそんな風な事もあるだろうけど、そこまでの前振りを視ても、この映画ってミステリーなの?って疑問を感じてしまった。

で、結局、最後には「空白の2日間」の梶の行動は、周囲の者の知るところとなるけど、その行動を梶は裁判の席上でも絶対に認めないんだよね。
この映画のレビューとか見ると、梶が自分のその行動を認めたら、
罪が軽減されるみたいな事を言ってる人もいるけど…
殺害後の犯人の行動が刑罰の重さに影響を与えるなんて事が本当にあるんだろうか?
歌舞伎町で目撃されたんで「女がいたので、そんな場所柄へ行ったんじゃないのか?」っていう疑惑はあったから、
女がいた事が立証でもされれば、確かに警察の上層部が懸念したように嘱託殺人であったという主張自体が崩れて、ややこしくはなるよね。
でも、歌舞伎町で目撃された事も検事を言い聞かせて、伏せる事にしたんで、それは全然、影響しない。

そうじゃなくて、嘱託殺人であったという事を前提に考えて、殺害後に犯人がハートフルな行動をしたら実刑は免れるみたいな事を書いてる人がいたんだけど、そんなん関係ないと思う。

話を元に戻すけど、殺人後の2日間の行動を紐解く事も、ミステリーって言うのならば、とにかく何某かの推理部分があれば、すべてミステリーと呼ぶんやね。

で、その空白の2日間がわかったところで
「へぇ…そうやったんやね。」とは思ったけど、別に、美談とは思わなかったし感動もしなかった。
そんな風に感想を述べたら洞察力がないやら鑑賞眼がないやらの批判をしてる方の書き込みも某所で見たんやけど、
その人へ「映画の表現が拙くて、梶の心情を十分に観客に伝え切れていない。」と反論してる人もいた。

そういう言い争いを読んでいて、ふっと昔、非常にわかりにくい文章を書く人とメール交換をしていた時に、内容がよく読み取れずに誤解が生じて、常日頃からトラブルはめんどくさいと考えてる私は「私が読解力がないので、ちゃんと理解する事が出来ずに申し訳ありませんでした。」と謝罪した事を思い出したわ~。
なんせ、その人、どっかの学校の校長先生に出版を勧められたとかで
ご自身の文章力に絶大な自信を持っておられたから、こちらから折れないとね(・ωー)ウィンク☆
上に書いた論争もそれと同じでしょう?

表現者が拙いのか?観賞する側の人間に理解力が欠如しているのか?
そんな事を言い合っても水掛け論なんだけど、
この映画で一つだけ言える事は
この映画は娯楽映画ではないって事だ。
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映画『追憶の森』概要・ネタバレ・感想(洋画)

映画『追憶の森』概要

2015年製作、アメリカのドラマ映画。
監督:ガス・ヴァン・サント
主演:マシュー・マコノヒー

わざわざアメリカから飛行機に乗って、理想的な死に場所を求めて来た筈の青木ヶ原の樹海からの脱出を描く。

2015年5月に開催された第68回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品された作品。

映画 追憶の森 ネタバレ・あらすじ

アーサー・ブレナン(マシュー・マコノヒー)は、片道切符を手に、理想の死に場所を求めて、
日本の富士山の裾野、青木ヶ原の樹海まで辿り着いた。
妻に先立たれた彼は、妻との約束通り、
無機質な病院ではなく、理想的な死に場所で死ぬために、此処を選んだのだった。
森に立ち入ると、腰を降ろし、ポケットに忍ばせた睡眠薬を取り出して、永遠の眠りにつく準備を始めたアーサーだったが、
そんな彼の視界に、傷ついた身体をひきずりながら森の出口を求めてさまよう日本人男性(渡辺 謙)が映った。
助けを求める男を、放っておくことができなくなったアーサーは、
彼のために共に出口を求めて森の中を彷徨う。
だが、迷宮のような森では、
なかなか出口に辿り着く事が出来ず、崖から落ちたり、嵐に見舞われたりしながら、怪我の深い男を励まし助け数日を過ごすのであった。

ナカムラ・タクミと名乗るその日本人男性に
自分のコートを着せかけ、出口を探し続けるアーサー。
二人で森の中を彷徨ううちに、彼はタクミに身の上話をした。

3年前の自身の浮気を切欠に、妻のジョーン(ナオミ・ワッツ)との夫婦仲がこじれていた彼。
それでも、彼は妻を愛していた。
そんな中ジョーンの病気が発覚した。
アーサーは、落胆する妻を懸命に励まし、
二人は改めて、しっかりとした夫婦の絆を築こうとしていた。

森を彷徨ううちに川をみつけた時に、タクミは「下流に向かって進もう」とアーサーに提案する。
しかし川は途中で途切れていた。

その夜、タクミと共にたき火を囲んだアーサーは、樹海への旅を決意させた出来事を語り始めた。
「絶望して来たんじゃない。悲しみでもない。罪の意識で来た。僕たちは相手への接し方を間違っていた。」
アーサーの口から出る深い悔恨の言葉。
だが、その時アーサーはまだ知らなかった。
コート、タクミの妻子の名前、岩に咲く花、水辺、『楽園への階段』、『ヘンゼルとグレーテル』――樹海で起きたすべての出来事が1本の奇跡の糸で結ばれることを……。

映画『追憶の森』感想

渡辺謙さんが、とても重要な役で出演!
これ、ロケ地は、まさか本当に青木ヶ原の樹海?と思って調べてみたら、
そうじゃなくて、アメリカのマサチューセッツ州フォックスボロという所だそう。
そもそも、樹海で撮影とか、許可が下りるのか否かもわからないけど(たぶんダメでしょうね^^;)
もし、許可が下りたとしても、撮影スタッフの誰かが迷い込んで行方不明になったりしたら困るだろうな…な~んてね、余計な心配をしながら観てたww

奥さんの亡くなった理由は、てっきり脳に出来た腫瘍のせいだと思っていたんだけど、映画のラスト近くになってから、そうじゃない事がわかり、
せっかく腫瘍が良性のものだと判明して「さあ、これからだね。」という時に、ショッキングなあの交通事故。
まぁ、これ、病気が死因ではなかったって知った時から、なんとなく予想はつくんだけどね。
予想の通りだったんで「えぇ!!やっぱりーー!」って叫んでしまった。
人間の生き死の先はわからないものだなと改めて感じる。
そして、ラストに、じんわりと感動がやってくる。

「彼女の好きな色や好きな季節も知らなかった。」だから知ろうとしていたのに、そんな矢先に突然の交通事故が!!
彼女の好きな色・好きな季節…この部分が重要なキーワードとなって、ラストで生きて来ます。

結局、これってやはり、奥さんの魂が日本人の男性(渡辺謙)に姿を変えて、旦那さんを救ったっていう事でいいんですよね?

洋画ネタバレ

マシニスト 概要・ネタバレ(洋画)

マシニスト 概要

2004年制作のアメリカ映画。
監督:ブラッド・アンダーソン
ジャンル:サスペンス・スリラー
主演、クリスチャン・ベールの役作りにかける執念が凄い!

マシニスト ネタバレ

原因不明の不眠症で、一年間もの間、眠れず、
骨と皮だけに痩せ細ったトレヴァー(クリスチャン・ベイル)。
工員として機械部品を作る仕事をしている彼は、
一人暮らしのアパートで、不気味な貼り紙を見つける。
眠れない事で、身体は常に疲れが残っていて重いし、
奇妙な新入りのアイバンに気を取られ、ウッカリミスで同僚のミラーおじさんを手指の切断という痛ましい事故に遭わせてしまったり、
気が晴れない事が続くトレヴァーだった。
だが、そんな彼にも日常の中に、小さな二つの楽しみがあった。
1つは、行きつけの娼婦の家で慰められる事。
もう一つは、やはり行きつけの空港のカフェのウエイトレスと会話して
励まされる事。
娼婦のスティービーとウエイトレスのマリアは、二人ともトレヴァーに気があるようで、どっちとも正式に付き合っているわけではないが、トレヴァーの気持ちの上では、ちょっとした二股のようになっている。
そんな中、アイバンのトレヴァーへの不遜な態度と挑発はエスカレートしてゆき、トレヴァーの精神状態をとことん追い詰めて来る。
職場では精神バランスを崩している彼は、どんどんと浮いた存在となり、とうとうクビになってしまう。
誰かが自分を陥れようとしているという被害妄想が増大し、更に混乱していくトレヴァーは、自らの正常を訴えても、誰からも信じてもらえず、
また自分自身も、疑心暗鬼になって、だんだんと誰も信じる事が出来なくなり、
一連の異常な現象の何らかの鍵を握っている筈のアイバンを問い詰めて問題を解決しようとするのだが、足掻けば足掻くほど、
事態は混迷を極めて行く。

ラスト近くなって、ようやく、1年前に自分が意識下に閉じ込めていた辛い記憶を思い出したトレヴァー。

それは1年前に、彼自身が起こした轢き逃げ事故だった。
トレヴァーは警察へ自首し、罪の意識から解放される事によって、
やっと不眠症から脱して、警察の留置場の中で爆睡するのだった。
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映画『さくらん』概要と感想

映画『さくらん』 概要

2007年2月公開。

蜷川実花が、安野モヨコの同名漫画を映画化。
江戸時代の吉原遊郭に8歳で売られてきた粗野な少女が、
やがて成長して遊女となり、
辛酸を嘗めつつも花魁(おいらん)となって花魁道中を務めるまでに出世する様を描く。

映画『さくらん』 感想

この作品、主役が土屋アンナなんだけど、
そもそもハーフ顔の遊女なんて、おそらく有り得ない。
子供時代は、日本人の子役が演じて、
成長するとハーフ顔ってとこで、更に作り物感が増している。

奇を衒った極採色の映像は、
遊郭の女や、そこに咲く男たちの色情を色に例えたのか?
リアリティよりも、観念世界を表現してみました~みたいなとこなんだろうか?

「さくらん」のさくは、桜が咲く・夢が咲く・この世界で咲くなどの一連の咲いている状況を指しているのかと思われる。
らんは、金魚のらんちゅう?

ちなみに原作の安野モヨコの同名漫画も見てみたが、こちらは、それなりに地味な色使いで、
極採色ではありんせんでした。

本当の遊女の現実というのはもっと悲壮感のあるものだと通常の歴史では伝わっているし、
他の遊郭を扱った作品では、やはり、そうした遊女の不幸な生涯に光を当てて描かれる事が多いようだが、
この作品では、主人公のあっけらかんとした性格を反映したためか、悲壮感は極力省いて作られているように感じた。

写真家が監督した映画作品なので、通常の映画に求めるような面白みや感動ではなく、
アート的な美しさを観賞する気で視るべきものかな。
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黒執事 ネタバレを含む感想



『ジョーカーゲーム (北原里英)』 
赤沢千夏役の北原里英の演技なかなか良かったよ。

《ジョーカーゲーム (北原里英) 映画感想》
「○○ケームっ」ていうタイトルのサバイバルゲームな物語は、最近流行の一つの流れですが、このジャンル、けっこうピンキリですよね?

完全B級映画の『シンデレラゲーム』を視た後『人狼ゲーム』を視て、その後、この『ジョーカーゲーム』を視ました。
3作品とも共通して低予算映画ですが、監督、脚本家、演出家、出演者などのスタッフ&キャストレベルが、『人狼ゲーム』『ジョーカーゲーム』共に、B級の『シンデレラゲーム』より上質で、まぁまぁ楽しめました。

それにしても、この映画に出て来る文科省って文部科学省の事なのかな?
だとすれば…
文科省の学習指導として実施とか言ってるけど、
事前によく説明もせずに、いきなり乱暴な手段で
ルールを守らない悪い子は殺してでも排除するとか、
ババ抜きに負けたからダメな子だとか、
作り話とは言え、よく文部科学省から何も言って来ないもんだなって感心します。
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『ジョーカーゲーム 脱出』
『ジョーカーゲーム (北原里英)』での敗者の矯正施設でのその後。

《ジョーカーゲーム脱出 映画ネタバレ》
これは『ジョーカーゲーム (北原里英)』の続編にあたります。

前作を視た人は「矯正施設」って一体、どんな所なんだろう?って気になったと思うのですが、今作では、その矯正施設が舞台。

一見すると清潔で明るい施設内で、食事もキチンと与えられていますし、少女たちは微笑み合って会話しており、危険どころか平和で安全な場所に見えるのですが…。
映画の中で「皆さんは一度、負けたんだから…。」という台詞が何度も出て来ます。
これが何を意味しているのかと言うと「ここで負けたらもう後はない。」と暗に言っていたようです。
それゆえ「次にゲームをする時に敗者になった者には、もう消えてもらうしかない。」という事を匂わせていたんでしょう。
でも、少女たちは「皆さんは一度、負けたんだから…。」と言われても、誰もピンとは来ておりません。
「矯正施設」が思っていたのと違って、居心地が良く、教官も優しいので、すっかり安心してしまってたようです。
しかし、この続編では、4カ月間も、そんな落ち着いた暮らしをさせて、彼女らがすっかり油断しきったタイミングで突然にゲームが始まります。

《ジョーカーゲーム脱出 映画ネタバレを含む感想》
状況が緊迫している割に、あまり焦っているような様子がない。
これって、演技力がないって事なのかな?

ストーリーとしては、ゲーム内容のところで、それなりに知恵を絞って考えたのはわかりますが、施設側というか文科省側の考えが、どうにも読めない。
思い遣りや優しさなどはどうでもいいから、
たとえ自己中でも要領よく立ち回れる人間を育成して、国力を高めたいって事?
政府が、そういう考え方になっているようなら、当然もう福祉なんかも、どんどん打ち切りになっていってるのか?
独裁政権にでもならない限り、そこまで世の中、変わらないと思うけど(^_^;)
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つい昨日まで、そんな精神病があるとは全然、知りませんでした。
冗談のように聞こえるかもしれませんが、トゥルーマン・ショー妄想とは、
自分の人生がやらせのリアリティ風番組(リアリティショー)である。あるいは自分の生活がカメラを通して視聴されていると信じる妄想の一種で、そのような精神の病が実在するそうです。

映画『トゥルーマン・ショー』を視ました。
この映画を観る前、観ている最中、観終わった直後まで、
私はてっきり、トゥルーマン・ショー妄想という精神病の名前が先に存在して、
その病名にヒントを得て、それを映画のタイトルとして、そのまんま頂いたのが、
この映画『トゥルーマン・ショー』だと思っていたのですが、
それは全くの正反対で、この映画を観た精神科医ジョエル・ゴールドと、その弟の神経哲学者イアン・ゴールドの兄弟が、映画のタイトルをそのまんま頂いて名付けた病名だそうです。
精神医学会に影響を与える映画って、びっくりしませんか?

で、視聴した感想ですが、とっても面白かった!
発想が奇抜で、スケールの大きい最高の娯楽映画です。
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映画『セブン』の罰は必ずしも死ではない(ネタバレ含む)

この映画で起こる連続猟奇殺人事件のベースとなっているのが7つの大罪。
7つの大罪とは、キリスト教(カトリック教会の方)に古くから示される罪の教義で、6世紀後半にグレゴリウス1世が8つを7つに整理しなおして完成させた。
その7つとは「暴食」「強欲」「怠惰」「色欲」「傲慢」「憤怒」「嫉妬」である。

犯人は、この7つの大罪に偏執して、それらを犯した人間に制裁を与えるべく猟奇的な事件を起こして行き、その連続猟奇事件に立ち向かうのが、サマセットと新しく赴任して来たミルズの二人の刑事。そしてこの事件は偶然にも老刑事サマセットの退職を控えた1週間前の月曜を発端として始まる。…ていうのが、この映画『セブン』のストーリーの骨格である。

ミステリーではあるが、犯人捜しが鍵になるミステリーではない。
上に挙げた通りの7つの大罪に固執し、それらの罪人を神に代わり罰するというイカれた犯罪理念(犯人が自分を犯罪者と考えているか否かは定かではない。)どうりに事件を起こす異常さが、どう決着するのか?
2人の刑事らは果たして、この異常犯罪者を捕える事が出来るのか?
という所を客観視していくミステリーだと思われる。

ところが、この映画、7つの罪を犯したとされるそれぞれの罪人は、必ずしも殺されてはいないのだ。「怠惰」の罪人とされる人間は無残な姿に変貌させられはしたがまだ生きていたし、
最後の「憤怒」の罪人とされる者に至っては、無傷のままで映画は終わってしまう。
こういった点については、7つの大罪の罰は必ずしも死ではなく、死よりも辛い他の何かでも有り得ると考えれば納得は出来る。
だが、もう1つの矛盾点、
何の罪も犯していないミルズ刑事の嫁とお腹の子供を、自分自身が「嫉妬」の罪人となるために殺してしまう犯人の言い分は、そう考えてそう実行した時点で破綻している。
いくらもっともらしい殺人(あるいは殺人以上の酷い犯罪)の理由を唱えたところで、
所詮はご都合主義の愉快犯でしかない姿を露呈してしまっている犯人。
こいつは最後、自分が勝負に買ったつもりで死んでいくが、それは犯人の勘違いだと思う。
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